父と子、監督とキャプテン。待っていた最高のエンディング

富山第一の優勝で幕を閉じた高校選手権。   今大会は初戦から白熱した試合が多く、   非常に盛り上がったことは間違いありませんが、   その中でもやはり決勝の劇的な展開は   多くのサッカーファンを熱くさせたことだと思います。       星稜が2点をリードして迎えた残り4分。   富山第一が執念で1点差に詰め寄ると、   もうアディショナルタイムも尽きようかという土壇場で   富...

“やれないこと”と“やれること”

いよいよ国立での準決勝を目前に控えている高校選手権。   全国4166校の内、既に4162校が敗退していった訳ですが、   その中には国立まであと1勝へ迫ったものの、   惜しくも涙を呑んだチームもあります。       東京都A代表、修徳高校。   今まで全国の舞台ではベスト16が最高だった同校は、   2回戦からの登場となった初戦の綾羽戦に1-0で競り勝つと、   同校記録に並んだ...

ユアスタで想った茨城の今

12月28日、ユアテックスタジアム仙台。   今年で3回目となるJPFAチャリティーサッカーが   杜の都で開催されました。       柿谷曜一朗選手や柴崎岳選手、南野拓実選手といった   次世代の日本を背負って立つ若手や、   次回の「Talking About Football」に登場される戸田和幸さんや   吉田孝行さん、服部年宏さん、北嶋秀朗さんなど、   今シーズンでの現役...

集いし関東王者たち

関東への1枠を懸けて、21日から始まったプリンス関東参入決定戦。   1都7県のリーグチャンピオンが山梨は昭和町・押原公園グラウンドに集い、   熾烈な戦いをスタートさせています。       ここでも何回か紹介させていただいた   Tリーグというのが東京の通年で行われるリーグ戦。   その中でも1部相当のT1リーグチャンピオンが   山梨へ乗り込む権利を獲得するわけですが、   その...

この週末は広島が燃える!

14日の土曜日と16日の月曜日は広島が熱い!   Jリーグではありません。天皇杯でもありません。   その大会とは   「高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プレミアリーグ参入戦」です!       高体連、クラブユース問わず、   高校年代におけるトップレベルの   東10チーム、西10チームが1年間にわたって   ホームアンドアウェイでしのぎを削る高円宮杯プレミアリーグ。  ...

『楽しめ!』、カナリア軍団のラストマッチ

以前であれば高校のサッカー部でプレーする3年生にとって   現役最後の公式戦は常に高校選手権大会であり、   日本一になるたった1つの高校を除いて、   すべてのチームが敗北の記憶を積み重ねていくものでした。       ただ、リーグ戦制度が整備された今、   最後の公式戦を勝利で終えるチームも   決して少なくありません。   例えば高校サッカー界における名門中の名門・帝京高校も ...

J1への最終章、扉を開けるのは果たして

長かったJ2のシーズンもいよいよ最終節。   42試合にも及ぶ激闘に、一旦の終止符が打たれようとしています。   既にガンバ大阪、ヴィッセル神戸という   屈辱の降格を味わった関西の2クラブが1年でのJ1復帰を決め、   京都サンガも昨年に引き続いて3位での昇格プレーオフ進出が確定。   さらに、来年度から創設されるJ3への降格と   J2への昇格を懸けたJ2・JFL入れ替え戦には   ガ...

高校選手権東京決勝・予想スタメン

今回はここまで推させてもらったので   明日行われる高校選手権東京決勝の予想スタメンを   ご紹介したいと思います。       12:00K・O@味の素フィールド西が丘 東京A決勝 成立学園高校×修徳高校   【予想スタメン】 (成立学園) GK中座大輔(3年・ソシエタ伊勢SC) DF吉田将也(2年・成立ゼブラFC) DF内田悠磨(2年・東松山ペレーニア) DF荷平雅史(3年・アルビ...

東京、西が丘、セミファイナル

高校選手権の東京予選もいよいよ大詰め。   今週末には西が丘でAブロックが土曜日に、   Bブロックが日曜日に、それぞれセミファイナルを迎えます。   当然全国出場というのはどの学校も最大の目標として置く中で、   東海大高輪台の杉山純一監督が   「西が丘で自分たちの力を120%出すことを合言葉にやっているところもある」と話したように、   聖地“西が丘”という舞台が、やはり東京の高校生にと...

1999/11/3→2013/11/2

1999年11月3日、国立霞ヶ丘競技場。   この日は柏レイソルがJリーグに参入してから、   初めてのタイトルを獲得した日として   多くの黄色いサポーターに記憶されていると思います。       年間順位も5位、7位、8位と3年続けて一桁順位をキープし、   その年もファーストステージで4位に入るなど、   徐々に強豪としての道を歩み始めていたレイソル。   そんなチームが1995...