Pura Vida!
新チームが始動して、約2週間。
11月中旬から始まる 「 新人戦 」 に向けて、
全体のモチベーションは非常に高く、
ひとつにまとまった練習ができています。
でも、ここからなんですよね、勝負が始まるのは。
そして、そのスタートとなる、
新チームにとって初めての練習試合が、先日ありました。
スタメンに選ばれて安心してる選手、逆に、不安感が前面に出てる選手。
スタメンに選ばれなくて落ち込んでる選手、逆に、やってやろう感で満ちてる選手。
そう、モチベーションに揺さぶりをかけられる、ここからが始まりなんだと思います。
その中にひとり、大きな期待を感じさせてくれる選手がいました。
3チーム目・4チーム目で出場した、2年生DFの ” K君 ” 。
サイドバックで出場していた試合で連続失点した後のこと。
「 おい!頑張ろうぜ!声出してこうぜ! 」
意気消沈してるチームメイトへの、” K君 ” の叱咤激励の声。
そして、この数分後、
右サイドを駆け上がった彼は、センターリングでアシストを決めたのです。
それは、
明るい性格で、みんなを巻き込める彼に、ずーっと望んでいたことでした。
自分やチームがツライときにこそ、その明るさを使うんだよっていうこと。
しかも、初めてそれをやれただけでなく、
結果にもつなげられたんだから、もう万々歳です。
「 ドルトムント 」 の監督 ” ユルゲン・クロップ ” が、
雑誌のインタビューのなかで、こんなことを言ってました。
『 成長には時間が必要である。
そして成長というのは、時計の針のように同じ速さで進むものではない。 』
試合後に久しぶりにココロから笑ってる ” K君 ” を見て思いましたね、
もしかしたらこの笑顔が、成長の速さを代えるスイッチになったかもしれないなぁと。