南米にもコロナ禍

新型コロナの感染者が南米で初めて確認されたのは、2月26日のブラジルだった。 イタリアから帰国した男性が、南米の陽性第1号。 2番目はエクアドルの女性で、こちらはスペイン帰りだった。 そして3月8日に、アルゼンチンで南米初の死者が出た。 フランスに滞在していた、65歳で糖尿病の疾患をもつ男性が亡くなった。 しかしこの時点では、アルゼンチンはまだ落ち着いていた。 南米で最もコロナに対して敏感だったのはチリ。...

レオス逝く

8月28日、CONMEBOL(南米サッカー連盟)元会長のニコラス・レオスが90歳で亡くなった。 彼は1986年から2013年まで6期・27年間に渡り、南米サッカー界の頂点に君臨していた。 しかし一連のFIFAゲートで莫大な額の収賄、横領、マネーロンダリングの罪に問われ失脚。 パラグアイ国内の裁判で有罪となり、高齢ということで自宅軟禁状態だった。 しかもアメリカの司法からも告訴されており、身柄はアメリカへ送られ...