揺れるボンボネーラ

ボカのホームスタジアム、ボンボネーラ。 サポーターが歌いながら一斉にジャンプを始めると、スタジアムがグラグラと揺れる。 そのことについて、「ボンボネーラは揺れるのではない。鼓動するのだ」といった有名な言葉がある。     さて、振動でおなじみのそのボンボネーラが、今は別の理由で揺れている。 それは、新スタジアム建設か改築かというテーマ。 1940年に建設され96年に大改修されたボンボネーラの収容人員は4...

スローテンポ

数回前、激しい咳に悩まされていることを書いた。 その咳が一向に治まらず、粘度の強い痰が頻繁に出るようになった。 3週間ほどすると、咳をすると胸がかすかに痛むようになり、やがて痛みは強くなり背中へも広がった。 肺に異常があるのではと、大いに焦った。     ネットで調べると、この痛みは咳のしすぎによる筋肉痛のようだ。 ということで一安心。 さらに咳や痰の特徴で当てはまる症状を探すと、アレルギー性の気管支...

昇格への熱い思い

7月30日にアルゼンチンで、南米らしい茶番劇があった。 その舞台となったのは、3部リーグの昇格決定戦。 デポルティーボ・リエストラとコムニカシオネスが、2部昇格をかけて争ったゲームでのこと。 第1戦はコムカシオネスが1-0で制し、第2戦はリエストラのホームで行われた。 昇格のためには2-0以上のスコアが必要なリエストラは、前半にPKなどで2得点し、2-0で44分を迎えた。     コムニカシオネスがラス...

呑むならコスタリカ

前回は、ある選手の不祥事をきっかけに思い出したオンセカルダスのことを書いた。 今回は、クラブW杯のプレビュー取材でコスタリカのサプリサを訪ねたときのことをテーマにする。     欧州王者と南米王者による世界一決定戦だったトヨタカップが2004年に終わり、05年からは各大陸の代表が参加するクラブW杯に格上げされ、サプリサはCONCACAF(北中米カリブ)王者として同大会に出場することとなった。 W杯に4回出場...

オンセカルダスの思いで

以前はワールドサッカーグラフィックという雑誌の仕事で、10月頃になると、南米代表としてトヨタカップに出場するクラブの取材をしていた。 そんな中でも思い出深いのは、2004年に行ったコロンビアのオンセカルダスだ。 このクラブはマニサレスという地方の小都市がホームで、規模もそれまでの成績も中堅以下といったところだった。 コロンビアでコパ・リベルタドーレスを制したのは、その時点では1989年のアトレティコ・ナシオナル...

ビバ、ジェネリック

汚い話で恐縮だが、10日ほど前、久し振りに吐いた。 気分が悪くなり、自分で喉に指を突っ込んで吐くオウンゲロや、吐しゃ物を口中にて耐え、再び飲み込む反芻ゲロはたまにある。 しかし今回は多量に一気に逆流し、口中で耐えることもままならず噴き出した。 このような鮮やかな噴水ゲロは、はたして前回がいつだったのか記憶にないほどだ。     吐いた原因は咳だ。 元々気管支が弱く、風邪でここをやられることが多い。 そ...

癒しが必要

先週はメッシの結婚式で大騒ぎ。 バルセロナの新旧同僚や代表の仲間など招待客約260名がロサリオに集結。 式は夜7時から始まり、テレビでもその時間のニュース情報番組の中で取り上げていた。 会場の入り口に到着したVIPたちのファッションチェックや式場で饗されるマルベック種のワインをスタジオで試飲したりと、各局がそれぞれの手法で紹介していた。     アルゼンチン代表は6月初旬にサンパオリ新監督の初仕事としてブ...

名所新旧

前回書いたヌエベ・デ・フリオ大通りは、デモ行進やピケ(道路封鎖)が頻繁に行われる。 都心の幹線道路がデモ隊で埋め尽くされたり封鎖されると、一般市民への影響は計り知れない。 政府や世間に何かを訴えようとする団体は、市民に迷惑をかけることで注目を集めようとする。 それも国民の権利とかで、警察も傍観していることが多い。     しかし、昨日は珍しく警察が動いた。 ヌエベ・デ・フリオで古タイヤを燃やし、バスレー...

大通り世界一

アルゼンチンの独立記念日である7月9日という意味のヌエベ・デ・フリオ大通り。 現在は中央部にバスレーンが走り、安全地帯を含めた道幅は110メートル。 両側には側道があり、片方はカルロス・ペレグリーニとベルナルド・デ・イリゴージェン、逆側はセリートとリマという名前。 なぜ片方の側道に名前が二つあるかというと、リバダビアという通りを境に道の名前が変わるから。 しかしヌエベ・デ・フリオは、リバダビアを交差しても同じ...

大小のリーグ

今やサッカーは世界のいたるところで行われているが、それだけに我々の常識とはかけ離れたことも起きている。 世界で最も国土の広いロシアでは、SKAハバロフスクというクラブがプレミアリーグ昇格を決めた。 これはおめでたいことなのだが、このクラブの立地条件がすごい。 ロシアはモスクワやサンクトペテルブルクなど西側が栄えており、プレミアリーグ所属のクラブもそちらに集中している。 ところがハバロフスクは極東地域で、日本ま...