先週土曜日、松本山雅FCのJ1昇格が内定しました。
 
私もレベルファイブスタジアムに赴き、
 
目の前で昇格の瞬間を体験する機会に恵まれたのですが、
 
Jリーグ参入3年目で早くもJ1へ手が届くという偉業の凄さを
 
改めて実感させてもらいました。
 
 
 
私が初めて松本山雅のゲームを見たのは2008年の天皇杯3回戦。
 
会場は平塚競技場で、対戦相手は湘南ベルマーレ。
 
当時、北信越リーグに所属していた山雅がPK戦の末にJクラブをアウェイで倒すという
 
いわゆる“ジャイアントキリング”を果たした一戦でした。
 
 
 
そのチームのアグレッシブなスタイルもさることながら、
 
やはりその時も強く印象に残っているのは平日のアウェイにもかかわらず、
 
大挙してスタンドへ詰め掛けていたサポーター。
 
300人近い緑の集団は、その熱狂的な声量ももちろんのこと、
 
チャントのバリエーションも当時から非常に多彩。
 
三本菅崇という選手のチャントにTRFの「EZ DO DANCE」が使われていたのを聞いた時、
 
世代ドンピシャの私は思わず笑ってしまいました(笑)
 
 
 
翌年の全国社会人選手権大会でも市原スポレクパークで行われた準々決勝と
 
市原臨海競技場で行われた準決勝の2試合を取材する機会に恵まれます。
 
特に準決勝は永遠のライバルとも言うべきAC長野パルセイロとの“信州ダービー”が実現。
 
結果は3-1で勝利を収め、地域決勝大会への出場権を獲得することになるのですが、
 
この時も平日ということを感じさせないサポーターの数で、
 
既にその熱狂的な雰囲気には定評のあった
 
アルウィンに行ってみたいなあと思ったことを記憶しています。
 
 
 
初めてアルウィンを訪れたのはあの市原臨海から3年後の2012年5月。
 
J2昇格初年度というシチュエーションを差し引いても、その雰囲気の素晴らしさは圧倒的。
 
とりわけ選手が入場してくる時に老若男女問わずありとあらゆる人々が咲かせた
 
グルグル回るタオルマフラーの花々を見た瞬間は、
 
思わず涙ぐみそうになるほど感動的なものでした。
 
あの光景は今でも忘れられません。
 
 
 
2014年11月1日。レベルファイブスタジアム。
 
北信越1部、JFL、J2に続き、クラブ4度目となる昇格を見届けるべく
 
1000人を超える人々が集結し、遠い福岡の地で歴史の証人になった山雅サポーター。
 
あの日の平塚で三本菅選手のチャントを歌っていた人々の中から、
 
果たしてどのくらいの方が今ここで歓喜の瞬間を迎えたのかなあと、
 
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、私はぼんやりとそんなことを考えていました。
 
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写真は「EZ DO DANCE」を熱唱していたあの日の山雅サポーターです。