Pura Vida!
 
 
 
先週末の高校生は、分かれての練習試合。

ボクは1年生を引き連れて、中学生のクラブチームとの試合に。
 
 
 
スペインで指導経験のある人や、
 
強豪大学のコーチがスタッフとして参加してるこのチームは、
 
ちょっと変わったスタンスで活動をしています。
 
 
 
それは、チーム登録を 「 あえて 」 していないこと。
 
 
 
なので、公式戦はなし、トレーニングと練習試合のみ。
 
その理由は、公式戦の勝ち負けにとらわれないで、
 
個人個人の成長に目を向けてやっていきたいということだそうです。

公式戦に出ないということに、
 
否定的な意見はもちろんあると思うんですが、
 
日本中にたっくさんのチームがあるなかで、
 
そういう変わったスタンスを持ってるチームがあってもいいよなって思うんです。
 
 
 
ボク自身、数年前まで、
 
教えてる高校の公開講座という枠で特殊なサッカー教室をしていました。
 
 
 
募集は、中学1年生~高校3年生まで。

内容は、ウォーミングアップをしたら、
 
年齢がごちゃ混ぜになるようにチームを組んでミニゲーム、
 
そして、フルコートのゲームをひたすらやっていくというもの。
 
 
 
そして、うちらスタッフも混ざり、本気でプレー。
 
それは余裕で出来かねない高校生たちに刺激を与えるためと、
 
年齢が下の子たちに対してのポジティブな声かけや接し方を示すためです。

これが、なかなかオモシロイものになるんですよ。

高校生たちは、
 
中学生にお兄さんぶりを発揮してすごく前向きにやって、結果いいプレーをするし、
 
逆に中学生たちは、ポジティブな声かけに安心して見たことのないプレーをするし。

所属してるチームの練習とは違った何かを感じられたんじゃないかなと思います。

そうそう、変わったスタンスと言えば、
 
アルビレックス新潟・シンガポール 』 なんかはまさにそうですよね!

 
 
このブログでもおなじみ、
 
シンガポールの社長 “ 是永大輔さん ” が来週トークショーをやるということなので、
 
違う環境、スタンスだからこそ生まれるものの話なんかを聞いてみたいと思ってます。

日本に、いろーんな選手が生まれますように!
 
 

 
 

 
↑ サッカー教室のときの写真です。
 
 
 
アリサカ哲
ブラジル、コスタリカと中南米2カ国でサッカーをプレー。好きなシャツはコリンチャンスとクルゼイロ。監督観はマツラナに心酔、という南米フットボールフリーク。
現在、某都立高校サッカー部のヘッドコーチをしながら、将来のビジョンである中南米各国のセニョリータとの歓談を兼ねたサッカースタジアム横でのチョリパン販売権獲得を夢見る。