Pura Vida!
『 mf 』 で不定期に行われるトークイベント、
「 Talking About Football 」の第3回目が決まりました。
今回のゲストは、亘崇詞さん!
『 Foot! 』 でのアルゼンチンマニアトークに、
ココロ奪われている方も多いのではないでしょうか。
ボクですね、
3年ほど前に呑みに行かせてもらったことがありまして、
個人的にやってるブログを見返したら、その時のことを書いていました。
抜粋して、ちょっと、ここで。
サッカー大国アルゼンチンが生み出した、
近年を代表するファンタジスタ “ リケルメ ” 。
彼とは親友の間柄だという日本人がいます。
サッカー解説者として活躍する “ 亘 ( わたり ) さん ” 。
この人の経歴、あまりに面白すぎです。
アルゼンチンの 「 ボカ・ジュニアーズ 」 とプロ契約、
アメリカ・フロリダでプレー、高原の 「 ボカ 」 での通訳、
ペルーの 「 スポルティング・クリスタル 」 とプロ契約。
これだけでも、
かなりスゴイことになっていますが、一番はやっぱこれ。
ペルーで行われた世界選抜の試合に出場、
しかも、あの、あの、“ ディエゴ・マラドーナ ” と同じチームでプレー。
ここまでくると、
信じられないを遥かに通り越して、もう、ウケます。
で、この日、
下北沢のこれまたウケる店で “ 亘さん ” と呑ませてもらったのですが、
ありえない話のオンパレードで、本当に楽しすぎでした。
なんでも、世界選抜の時のマラドーナ、
チームのメンバーは選ばれてもう決まってるにも関わらず、
アルゼンチンから連れてきた友人10人くらいを加えたんだそう。
主催者側にゴネまくり、圧力かけまくり、によって。さすが王様。
でも、試合が始まったら、
観に来てくれたファンが喜んでくれるようにと、
コーナーキックを4ヶ所すべてで蹴ったんだそう。
そのために自らコーナーキックを上手く取って。さすが王様。
ワガママ万歳。
あと、すっごく印象に残った話がひとつ。
“ 亘さん ” がまだスペイン語が話せない時、
知り合いになったアルゼンチン人の若者に、
「 ブローテル、ブローテル 」 と連呼されたものの、
何のことを言ってるのか、まったくわからず。
ある時、それが、英単語の 「 brother 」 を、
スペイン語読みしてたものだったことに気づいたんだそう。
「 向こうの人って、
英単語を平気でスペイン語読みしたりして、
おいおいとか思ったりもしますけど、
発音とか読み方を気にして何にも言わないより、
全然いいですよね、言えば、何かが伝わるんだから。 」
言葉だけじゃなく、いろんなことに対して、
“ 亘さん ” はその姿勢でここまできたんでしょうね。
その結果、こんな面白すぎる人生になってると。
何かを思って、考えて、行動したことに、
自分の想いが込められてれば込められてるほど、
「 ワガママだ! 」 って言われる可能性は確実に高まる。
「 ワガママ 」 って、最高の褒め言葉かもしれませんね。
そう、亘さんといえば、つい先日、
『 メッシはマラドーナを超えられるか 』 という本を出版されたばかりですね。
今回のイベントでは、その本についてと、アルゼンチンフットボールにまつわるお話をしていただきます。
ナビゲーターは、 この本の著者のひとりで、gol.ブログでもおなじみ “ 土屋雅史さん ” 。
愉快な夜になること間違いなしです、よかったら遊びに来てくださいね。
[イベント概要]
日時:2013.4.22(月)
場所:mf 東京都渋谷区神宮前3-18-12
時間:20:30~22:00
料金:2,000円(ワンドリンク込み)
※こちらのイベントは予約制となっております。
ご予約は、こちらまで→03-3401-5600
<亘崇詞さんプロフィール>
ASエルフェン狭山FCコーチ、サッカー解説者。
1992年、ボカ・ジュニアーズとプロ契約。
アルゼンチンリーグだけでなく、ペルーリーグのチームでもプレー。
ペルーで行われた記念試合では、あのマラドーナとプレーした経験も。
<土屋雅史さんプロフィール>
WORLD SOCCER NEWS「Foot!」スタッフを経て、現在はJリーグ中継担当プロデューサー。
アマやプロ、国内や国外は問わず、あらゆるサッカーに対しての知識量は、博士レベル。