Pura Vida!
 
 
 
mf 」 で不定期に行っている
 
トークイベント 『 Talking About Football 』 、
 
先週、約2ヶ月ぶりに開催しました。
 
 
 
第8回目のゲストは、カメラマンの “ 今井恭司さん ” 。
 
 
 
40年にも渡るキャリアには、
 
JSL時代からの国内リーグやカップ戦、日本代表の数々の試合、
 
さらには、1982年以降のすべてのワールドカップまで、
 
国内外のあらゆるサッカーの歴史が。
 
そのいろんな瞬間に立ち会ってこられたんですよね。
 
 
 
そして、そのキャリアに詰まった、あるひとつの瞬間。
 
1980年代後半の 「 ゼロックス 」 のCM、そう、マラドーナ!
 
あの瞬間にも、今井さんはやはり。
 
いやいや、うーらーやーまーしーいー。
 
いわば、絶頂期のマラドーナですからね。
 
 
 
で、イベントで、そのマラドーナ撮影話になったんですが、
 
一番グッときたのが撮影の合間での話。
 
 
 
 
係の人に呼ばれ螺旋階段を上っていくとき、
 
マラドーナはなんと、リフティングしながら上っていたんだそうです、
 
しかも、テニスボールで!
 
 
 
 
その技術の高さにはもちろんですが(相当スゴイ・・・)、
 
マラドーナのその姿勢にココロ奪われてしまいました。
 
 
 
遊びなんですよね、ボールを蹴るってことが。
 
いくらそれでお金を稼ぐようになっても、
 
そこにボールがあるから蹴る、なんですよね。
 
 
 
マラドーナが言った、この言葉。
 
 
 
 
 「 楽しくないなら、サッカーなんてやめたらどうだ? 」
 
 
 
 
ココロからの本音なんでしょうね。
 
 
 
そう、トークのなかで、今井さん、
 
「 試合の撮影で自分の望み通りの撮影場所を選べなかったらどうしますか? 」
 
という質問に、
 
 
 
 
 「 与えられた場所が、
 
   今日の自分にとってのベストポジションなんだと思って、
 
   そこでどんないい写真が撮れるかを考えます。 」
 
 
 
 
と。その 「 まず現状を受け入れる 」 というスタンスは、
 
「 写真を撮ることを最大限に楽しみたい 」 とイコールなのかなと思いました。
 
 
 
今井さん、どうもありがとうございました!
 
 
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アリサカ哲 ブラジル、コスタリカと中南米2カ国でサッカーをプレー。好きなシャツはコリンチャンスとクルゼイロ。監督観はマツラナに心酔、という南米フットボールフリーク。 現在、某都立高校サッカー部のヘッドコーチをしながら、将来のビジョンである中南米各国のセニョリータとの歓談を兼ねたサッカースタジアム横でのチョリパン販売権獲得を夢見る。