NHKのニュースと天気予報を観ていたら、5日の土曜日は東京の気温が32度だと言っていた。
10月なのに真夏の暑さだ。
一方こちらブエノスアイレスは、ここ数日の昼間の気温が12~3度と肌寒い。
ディア・デ・ラ・プリマベーラ(春分の日)を10日ほど過ぎたのに、まだまだ厚手の上着が必要な日々。
 
 
しかし今年の冬は暖かかった。
多くの人には「南米は暑い」という固定観念があるようだが、アルゼンチンの最南端は南極に近い。
ブエノスアイレスにはちゃんと四季があり、それぞれの季節の気温は東京とそれほど変わらない。
写真のように、朝のゴルフ場は霜や凍った露で白く覆われることもある。

ところが今年は暖かく、7月の気温は観測史上最高だったらしい。
 
 
こうしたことは、スウェーデンの環境少女が訴えているように、地球温暖化の異常気象によるものだろう。
強力な台風がやたらと発生したり日本各地で豪雨被害が頻繁に起こるのも、海水温の上昇が影響しているそうだ。
海水の温度が上がることによりサンゴが死滅しているし、魚の分布域も北へ移動している。
このまま温暖化が進めば、いかなることになるのだろう。
 
 
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの発生を抑えることが対処法として実施されているが、世界各国の足並みは揃っていない。
またこの方法は、温暖化の速度を抑えるのが主目的で、積極的な対抗策とは思えない。
現在のテクノロジーを屈指して、もっと効果的なことはできないのだろうか。
 
 
そこで素人のホルヘが考えたのが、海水冷却法だ。
漁具に使うような丈夫な発泡スチロール、あるいはエコ対策も兼ねて使用済みのペットボトルで巨大なイカダを作る。
大きさはサッカーグランドとかをイメージしている。
そしてその表面を太陽光パネルで覆う。
これで半永久的な電源を確保。
イカダには自走できる動力やGPS、他船との衝突を避けるための電波発信装置などをつける。
そしてメイン機能は強力な海水冷却装置。
無尽蔵の太陽エネルギーによって海水をどんどん冷やしていく。
 
 
1隻や2隻では焼け石に水だが、数百隻あれば何がしかの効果は得られるだろう。
気象衛星で調べた海水温の高いところ、台風が発生しそうな場所へ行き、そこを冷やしてしまう。
海流を計算すれば、冷やすべきツボもわかってくるだろう。
 
 
台風ルートに近いどこかの島国まで部品を貨物船で運び組み立てる。
あとは、そこから曳航か自走で目的地へ運ぶ。
そうすれば島国の経済振興にも貢献できる。
 
 
と、こんなことを思いついたのだが、頭のいい学者たちがこれに気づかぬわけもなく、すでに研究を進めているか、まるっきり効果なしとして葬られたに違いない。


About The Author

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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