先週末からアルゼンチンリーグがスタートし、ホルヘは2部のインデペンディエンテ対ブラウンへ行って来た。
 
コパ・リベルタドーレスは最多の7回優勝、世界王者にも2度輝いた名門中の名門のインデが、初の2部落ち。
 
その初戦ということで注目を集めた。
 
 
 
度重なる死傷事件により、今季はアウェイチームのサポーターは入場禁止。
 
しかしホームのバラスブラバス同士の抗争も起こりえるし、
 
クラブと対立しているインデのバラスがこの試合を妨害するという情報により、警備は厳重を極めた。
 
バラスの幹部20数名が入場禁止者として名前を挙げられ、入場できるのはソシオのみ。
 
 
 
スタジアム近くには3か所のゲートが設けられ、そこで会員カード確認やボディーチェックを受ける。
 
プレス用の通路が見当たらないのでホルヘも一般の列に並んだが、かなり時間が掛かる。
 
 
 
前々回書いたAFA PLUSになったら、カードを読む機械の数にも限度があるはずなので、
 
さらに時間が掛かるだろう。
 
今回は最寄りのバス停で降りてからスタジアムへ入るまで約45分だった。
 
AFA PLUSだと、試合開始2時間前に着かないと間に合わないかもしれない。
 
 
 
AFA PLUSは今季の第3節から適用されることになっている。
 
しかしこの試合後にカメラマン協会から、AFA PLUSの導入が今季は見送られた、とのメールがあった。
 
はじめから泥縄式の感は否めなかったが、やはりそういうことになった。
 
 
 
試合はカウンターからブラウンが先制。しかし、会場は静寂そのもの。
 
アウェイのサポーターがいないので、歓声がゼロなのだ。
 
点を入れた選手も、サポーターへ向けてガッツポーズなどのパフォーマンスができず、
 
どうも締りのないゴールシーンになってしまう。
 
 
 
インデはその後追いついたものの、結局は1-2の黒星スタート。
 
1昨年のリーベルは1シーズンで復帰を果たしたが、インデはニックネームが「赤い悪魔」だけに、
 
地獄(2部)に居ついてしまうかもしれない。
 
 
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ホルヘ・ミム~ラ
ラテンのフットボールを愛し、現在はDieguitoアルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。
取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企てては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。
ヘディングはダメ、左足では蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。
女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。


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ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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