さあ行こうぜ緑の友よ 遥かなる頂へと 土屋 雅史 2014年1月28日 土屋雅史, 日本サッカー 土曜日、松本山雅FCの新体制発表会に行ってきました。 前から噂は聞いていたんですよね。 とにかくクオリティが凄いって。 確かに去年の写真を見るだけでも、凄そうだなってわかります。 「それなら実際に行くしかないだろ!」ということで、 あずさに揺られて松本の地へと降り立ちました。 かけそば610円のお蕎麦屋さんで、1410円(!)のえび天そばで景気付け! 日本四大国宝城郭としても名高い松本城にも立ち寄りつつ、 向かったまつもと市民芸術館には既にたくさんのサポーターが。 場内に入る前からその熱気の一端が垣間見えます。 実際に会場となるホールの中へ入ってみると、 4階席まで縦長構造になっていた内部は その4階席までびっちりと横断幕で埋め尽くされており、 それだけでも圧倒されるような雰囲気が。 サポーターも開会1時間前くらいから続々と詰めかけ、 この発表会への期待感がひしひしと伝わってきます。 14時30分、司会の開会宣言に吹き鳴らされる指笛。 そんな新体制発表会見たことない(笑) 最初に登場した大月社長の挨拶が終わり、 発表された新シーズンのスローガンは昨年同様の「One Soul」。 すると、1500人のサポーターが一斉に叫んだ「One Soul」。 アルウィンには過去2回行ったことがあって、 その時も当然そのコールは聞いていたんですけど、 今回はヤバかったですね。 あんな地響きみたいな声はなかなか聞いたことがないです。 ホールの構造を差し引いても、アレは本当に凄かった! この時点でも既に「来てよかったなあ」と思っていましたから(笑) このクラブの新体制発表会が他のクラブと違う一番のポイントは 新加入選手だけではなく、全登録選手とコーチングスタッフも参加すること。 1人1人が名前を呼ばれ、背番号順に登場してくる際にも サポーターはその1人1人に大歓声を送る訳です。 いや~、本当に泣きそうになりましたよ。 あんな大声援を浴びたら、それは選手も頑張りますって。 でも、全選手とコーチングスタッフがステージ上に揃うと、 タオルマフラーを頭上に掲げたサポーターが 全員で歌い上げた“勝利の街”はもっとヤバかった! アレは「鳥肌が立つ」とかいうレベルではありません。 あの雰囲気を体感したことがあるかないかは、 間違いなく今後の松本山雅を取材する面でも 大きな影響を持ってくるに違いないでしょう。 それくらい心を揺さぶられる瞬間でした。 そこからは新・選手会長になった喜山康平選手のモノマネや、 各選手の自己紹介や、メディアからの質疑応答は 終始和やかムードというか、爆笑ムードの連続(笑) 色々な意味で選手とサポーターの一体感が より一層増していくような感覚も持ちました。 松本山雅FC。 このクラブは、きっとやります。 Tweet