最近、ゴルフの調子がいい。3回続けて73、73、74とパープレーにあと一歩のスコアを出した。
 
ハンディが30なのでグロスで100を切れたわけではないが、
 
これほどスコアが安定しているのは、上達の兆しに違いない。
 
74打だった3回目は、ドライバーとパターが最悪。
 
ドライバーは、OBこそ1回だったものの、ほとんどが引っ掛けで、まともに当ったのは最終ホールだけ。
 
パットは、1番ホールで60センチほどを「お先に」して外し、
 
2番ホールでは約50センチを慎重に待って打ったのに失敗。
 
3パットを5~6回やったはずだ。
 
それなのにホルヘとしては上々のスコアだったので、
 
「もしドライバーとパットが普通だったら、すごいことになっていた」と錯覚するのも無理はない。
 
 
 
4日後にある商船会社の招待コンペがある。
 
ホルヘのアミーゴがそこの顧客であることから、参加させてもらうことになった。
 
お客さんを接待するためのコンペなので、商品も豪華。これを是非ゲットしたい。
 
そこで、打ちっ放しへ行ってきた。
 
300ヤードほどある広い練習場で、防球ネットの向こうにはラプラタ河が流れている。
 
ここへ来たのは今年初めて。
 
ふと気になったのは、練習しないで調子を上げたのだから、
 
ここへ来たせいで元に戻ってしまうかも、ということだった。
 
果たして、招待コンペでの成績はいかに。その模様は次回。
 
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この打ちっ放しは、コスタ・サルゲロという総合施設の中にあり、
 
コンベンションセンター、ホテル、レストラン、ディスコ、テニスコート、フットサルコートなどと同居している。
 
このフットサルコートでゴールキーパースクールをやっているはずなので、覗いてみることにした。
 
以前は警察のグランドを借りていたが、こちらに引っ越してきたというのを、
 
コーチ修行中の飯沼君から聞いていたからだ。
 
彼はこのスクールとラヌースの小学生チームでアシスタントコーチとして働いている。
 
昨年、彼の紹介でスクールを取材したので、ゴルフのついでに再訪しようと思ったのだ。
 
しかし時間を間違えていたので、目的は果たせなかった。
 
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スクールの代表は、元リーベルのサッコーネ。
 
対象は小学生から大人まで。ときにはプロもやってくるという。
 
ジュニアユースやユースのチームでは、予算の関係でGKコーチがいないケースが多い。
 
そうしたチームの選手は、クラブでの練習とは別にここへ通ってくる。
 
専属コーチがいるプロのGKも、サッコーネの指導やアドバイスを求めてたまに顔を出す。
 
 
 
このようなスクールは日本でも需要はあると思う。
 
中学高校のサッカー部に、GKを正しく指導できる監督やコーチがどれほどいるだろうか。
 
学校のサッカー部側が頭を柔らかくし、週2~3回スクールにGKを送るようにすれば、採算は取れるようになり、
 
GKは正しいトレーニングで成長し、それがサッカー部の強化につながる。
 
単発のGKスクールは現在もあるが、やり方次第では、レギュラーのスクールもビジネスとして成り立つだろう。
 
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※写真のGKスクールは昨年のものです。


About The Author

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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