屋外でサッカーを見る上で、夏と冬だとどちらの方が耐えられるかというのは
 
人によってまちまちだと思います。
 
私は断然、夏派。
 
汗をダラダラかきながら見る方が寒さに震えながら見るより圧倒的にマシかなと。
 
ただ、この真冬の日々が続く先週の日曜日、
 
朝から5試合観戦という荒行に挑戦しようと私は駒沢へ向かいました。
 
 
 
このgologでは何回もご紹介させて頂いている東京の高校年代におけるリーグ戦、“Tリーグ”。
 
まだ新入生の入学前であり、2年生と1年生という2学年のみで構成されるチーム状況の中で
 
諸事情によって昨年からこの2月に開幕を迎えることになったのですが、
 
その中で1部相当のT1リーグと2部相当のT2リーグの開幕戦は
 
一部が駒沢第2球技場での集中開催に。
 
10時、12時、14時、16時、18時と2時間おきのキックオフで1日5試合という
 
スケジュールが組まれたことを知り、
 
年男として新たなチャレンジに取り組んでいこうと勝手に決意している私は
 
「これは自分が試されているんだ」と勝手に思い込み、この真冬の1日5試合取材という
 
ネクストステージへトライしようと駒沢へ向かったという訳です(笑)
 
 
 
朝、起床して真っ先に確認したのは天気。
 
一昨年にやはり同じ駒沢第2球技場で高校選手権予選を1日4試合取材した時には
 
その4試合すべてで雨が降り続いており、傘を差しながら取材したあの8時間は
 
私の人生の中でも間違いなく最も過酷なモーメント。
 
天気予報は確認していたものの、もし朝から雨が降っていたら
 
今回は早々に取材を断念しようと思っていたからです(笑)
 
注目の天気は晴れ。障壁はなくなりました。
 
2月15日8時41分。
 
大江戸線へ乗車した瞬間にネクストステージへの扉は開かれたのです。
 
 
 
この冬の屋外観戦時において生死を分けると言っても過言ではないのはポジショニング。
 
日なたと日陰では天国と地獄ほどにコンディションが変わってきます。
 
スタジアムの形状を把握し、差し込む陽光を遮るものがないかどうかも念入りに確認すること。
 
ここは本当に重要なポイントです。
 
 
 
それでも、この日の陽光チェックを完全に無力化したのは冷たい北風。
 
特に全体的に日陰の多くなった14時キックオフ以降は日陰×北風という極寒コンビがタッグを組み、
 
観戦意欲を削いでやろうと定期的に我々の顔へ悪魔の風を吹き付けてきました。
 
何度も心をへし折られそうになりながら、執念で最後の試合の取材を終えたのは20時。
 
何人もの監督さんに「頑張って下さい」と呆れ気味のエールを送られつつ(笑)
 
5試合、10時間という荒行をやり遂げることができました。
 
 
 
一番キツかったのはちょうど長丁場の中盤に当たる3試合目の前半。
 
寒さが厳しくなり始めたタイミングでもあり、
 
心の中にも「オマエは何にトライしてるんだ?」という
 
弱い気持ちが巣食い始めるタイミングでもあり(笑)
 
「もういいんじゃね?」と一瞬思ったことは否定しません。
 
しかしながら、3試合目の後半以降はいわゆる“観戦ハイ”状態に。
 
当然コンディションは時間を追うごとに劣悪になっていく中で
 
4試合目以降は正直それほどツラくはありませんでした。
 
 
 
私は取材した試合は必ずレポートを書くというのも自分に課しており、
 
5試合目を書き終えたのは火曜日の夜。
 
だいたい1試合を書き上げるのに要する時間は平均で3時間。
 
90分×5試合の観戦と180分×5試合の記述。
 
1300分の“徳”を積んだ今、わずかながらネクストステージへの光が差し込んできたように
 
今の私は感じています。
 
 
 
ただ、良い子のみなさんはマネしないことをオススメします。
 
まあ誰もマネしないと思いますけど(笑)
 
DSC_1187
 
写真は5試合目のタイムアップ後です。 


About The Author

土屋 雅史

サッカー界のオモシロご長寿番組「Foot!」でディレクターを務めた後、制作部プロデューサーへ(昇進か?)。 国内外問わずのサッカー全般に関する知識はハンパなく、gol.界隈では「博士」の称号を得ている知識人。 スタジアムから土のグラウンドのピッチ横までジャンルを問わないサッカー観戦と、テレビ前でのサッカーウォッチングツアーはお勤めの会社への忠誠心だけではないはず! そこにはサッカーへのLOVEがある!溢れる知識と独自のサッカー観であなたの「観るサッカー」に彩りをそえちゃいます!

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