歳とともに、時差ボケが激しくなるようだ。
 
昨日の夕方ブエノスアイレスに着き、荷物の整理などを済ませてから、よく眠れるように飲酒を開始。
 
しかし、なかなか眠くならない。
 
それでも酔いは回っているので、午前2時ころ、突然ソファで眠りに落ちた。
 
 
 
目覚めると午前5時。僅か3時間の睡眠だ。
 
ベッドに移動してもう一度寝ようとするが、全然眠れない。
 
眼がパチッとしているわけでも頭がスキッとしているわけでもない。
 
まだ酔っているから、頭はどんよりしているし瞼も重い。
 
しかし眠れないのだ。
 
 
 
今回はシドニー、サンチアゴ経由のカンタス航空のフライトを日本で購入した。
 
購入前に、帰りの日付変更の可否など、チケットの条件をカンタス航空日本支社に電話で問い合わせた。
 
担当者はわかりやすくスラスラと答えてくれ、荷物の重量オーバーチャージは、
 
32キログラムを上限に一律75オーストラリアドルということだった。
 
23キログラム2個までは無料で、それを上回ったら、1個につき75Aドルということだ。
 
 
 
成田に着きチェックインすると、カンタスのカウンターなのに従業員はJALの人たちだった。
 
同じワンワールドグループなので提携しているのだろう。
 
ところが、先のオーバーチャージで一騒動。
 
「いくらかわからない」というのだ。
 
はじめは手続したカウンターの係員が電話とネットで調べたがラチが開かず、
 
別の場所に移動して3人がかりで調べても答えが出ない。
 
「カンタス航空に電話したら、75Aドルだといっていた」と伝えても、
 
「おそらくそうでしょうが、確認をとります」と譲らず、この件だけで30分以上待たされた。
 
結局、彼女たちは答えを見つけることができず、75Aドルということで落ち着いた。
 
待たされたからといって怒りはしなかったが、委託で業務を行っているのに、
 
こんな初歩的なことがすぐに調べられないということに呆れた。
 
 
 
今回の日本滞在中は、痔にかなり悩まされた。
 
長時間のフライトは、長時間座っていることでもある。これは痔に悪い。
 
そこで、貼るタイプの使い捨てカイロで肛門を温めて血行をよくすることにした。
 
初めてこれをやったときは、薄手のトランクスにカイロを貼ったので、
 
長旅により肛門を低温火傷するという失敗をした。
 
その二の舞を演じぬよう、トランクスの上に綿のブリーフを重ねてはき、それにカイロを着けた。
 
 
 
シドニー空港でトランジットする際、ホルヘは通常の金属探知ゲートではなく、最新式の機械の中へ入れられた。
 
これはおそらく、CTスキャンの原理を応用したものだろう。
 
カプセルの中に入って万歳の姿勢を取らされ、そこを特殊なカメラで撮影される。
 
当然、従来の金属探知機より精密なはずだ。
 
そこで「ヤバイ」と思ったのは、肛門部のカイロ。
 
こんなところに異物反応があれば、誰がどう考えても不審物だ。
 
別室に連れて行かれ、「ズボンを脱げ」といわれることになる。
 
 
 
しかしこの機械は見かけ倒しのこけおどしで、何の問題もなくパスすることができた。
 
こうなると不満がつのる。
 
旅先では、さまざまなアクシデントやトラブルが付きもの。
 
そして、多くの場合そのときは嫌な思いをする。
 
しかし時が経てば嫌な思いは消え、旅の思い出や土産話になる。
 
ましてや、このようなコラムを書いているホルヘにとって、トラブルは格好のネタになるのだ。
 
別室に連行されてズボンを脱がされた、などというのはAランクのネタといえる。
 
それが、無能な機械のせいで闇に葬られてしまった。
 
今回はミニサイズだったので、次回はレギュラーサイズのカイロにしてみよう。


About The Author

ホルヘ三村

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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