Hola!gol.スタッフのエンツォです。
 
前回に引き続き1月に訪れたウルグアイのお話を書きたいと思います。
 
 
 
そもそも、日本人にとってウルグアイっていうと、とにかく遠くて、治安が悪くてみたいなイメージがあると思います。
 
遠いというのは間違っていないのですが、治安が悪いというのはあまりあっていない気がします。
 
今回、エンツォのジャーニーでは一回も危ない目にあったことがありませんでしたし、
 
サッカーの試合後の夜道を一人で歩いていても危険な感じはしませんでした。
 
(ホントはお金を持ってるのに持ってなさそうな格好をしちゃってたので
 
治安の感じ方には個人差があると思いますが・・・)
 
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そして、ウルグアイに関するイメージとして「遠い」、「治安が悪い」の
 
次に聞かれるのが「大麻合法化」に関してだと思います。
 
日本だと、大麻に関して話題にするのもタブーな空気がありますが、
 
医療大麻に関してはアメリカをはじめ、多くの国で合法化が進んでおり、
 
近い将来、日本でもそういった話題がオープンな形で行われるのではないかと思います。
 
そして、ウルグアイは2013年に大麻の栽培、流通、消費が合法化された初めての国です。
 
私自身、大麻の経験はありませんし消費することに全く興味ないのですが、
 
ウルグアイに行くにあたり、よく大麻に関する質問をうけたので私が見聞きした範囲での事を書きたいと思います。
 
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そもそもの話として、大麻の話をする前に大麻を合法化にし
 
「世界一貧しい大統領」としても有名なムヒカさんの話をしたいと思います。
 
彼は、退任した今でもウルグアイでは人気があり
 
街の本屋さんに行けば自伝が売っていたり
 
お土産屋にはムヒカTシャツが売られていました。
 
mfにて取り扱い中。だったのですが完売!)
 
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日本でも、絵本になった彼のスポーチが有名ですが、
 

 
私が一番好きなエピソードがこちら。
 


 
ある男がウルグアイでヒッチハイクをしていたところ、
 
彼の前に一台のフォルクスワーゲン・ビートルが止まりました。
 
そして、その車の持ち主こそがムヒカだったのです。
 
私が、今回のウルグアイ旅行でいくつか行いたいことがあったのですが、
 
唯一、ヒッチハイクだけは実行できませんでした(笑)
 
 
 
そんな、ムヒカ大統領のもと合法化された大麻ですが、
 
街じゅうで人々が大麻を吸っているかというと答えはNO。
 
時々、それっぽい人をスタジアムなどで見かけましたが、よっぽど気をつけない限りわからない範囲だと思います。
 
そして、旅行者はもちろん購入できないのですが、薬局に大麻が売っているというニュースを見たので
 
念のためいくつかの薬局にも行ってみましたが、それらしいパッケージのものは販売していませんでした。
 
もちろん、言えば出てくるのかもしれませんが。
 
さらに、サッカースタジアムを巡る自転車の旅の時に栽培していたら写真に撮ろうと思っていたのですが、
 
今回自転車で回ったモンテビデオ周辺では見かけませんでした。
 
というわけで、大麻の合法化がされたからと言って、生活のあらゆるところに大麻があるということではなさそうです。
 
(よく考えれば当たり前のことですが。)
 
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そして、今回なぜこのようなことを書いたかというと、前回のブログで書いた
 
U20 南米選手権の開幕戦を観戦している時に、隣に座っていたおじさんに
 
「煙はすうか?マリファナ」
 
というようなことを聞かれたからです。 
 
私のウルグアイ旅行でもっとも大麻に近づいた瞬間でしたが丁重にお断りしました。
 
その後、そのおじさんからは「大五郎」みたいなお酒をペットボトルでいただき
 
よくわからないスペイン語で話しかけ続けられたのですが、
 
こちらはスペイン語が堪能でないため適当にあいずちをうち、
 
ハーフタイムに席を移動しました。
 
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エンツォのウルグアイ紀行
 
不定期でまだまだ続きます!
 
 
 
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