痛風、その後 ホルヘ三村 2016年1月15日 ホルヘ・ミム〜ラ, ライフスタイル 正月の2日からヒザに痛風の発作が出たホルヘ。 3日と4日は病状が進行し、患部はかなり腫れ、曲げることはまったくできない状況。 5日になって悪化は収まり、6日から急激に快方へ向かった。 腫れと痛みがひいて、ヒザも徐々に曲げられるようになった。 捻挫や打撲であれほどの腫れと痛みがあったとしたら、これほどの回復はありえない。 このあたりが、痛風の面白いところだ。 7日には、毎年参加している新年会があった。 この件を医師に相談すると、「腫れがひけば、行っても大丈夫」だという。 しかし、残念なことに会場は座敷。 さすがにこの脚では座敷は無理と判断し、泣く泣く欠席。 ところが捨てる神あらば拾う神ありで、翌8日の新年会が飛び込みで入ってきた。 会場は掘り炬燵。これなら大丈夫だ。 この新年会は、集英社のスポルティーバが主催。 嬉しいことに会費無し。ご招待だ。 脚を引きずるホルヘを見て、「どうしたの」と知人たちが訊いてくる。 「痛風になった」と答えると、「じゃあ、ビールはだめだね」などと、余計なお節介をいう。 それを無視してビールで口火を切り、あとはイモ焼酎のロックを重ねて久々の酒を堪能する。 お開きとなったころには、ちょうどいい酔い具合。 二次会もあるようだが、病み上がりなので失礼するつもりだった。 しかし、集英社はなんと太っ腹なことか、二次会も招待だという。 据え膳食わぬは男の恥というが、タダ酒吞まぬはホルヘの恥だ。 喜んで参加することにした。 一次会は新宿西口の副都心で、二次会は東口の繁華街。 同じ駅の東側と西側だが、かなり距離がある。 普通に歩いて15分はかかるだろうか。 地下道の階段を下ったり上ったりもする。 ホルヘを気遣い、「ゆっくりでいいですよ」といってくれるが、皆、酒が入っている。 仲間内で話しながら歩くうちに歩く速度は普通となり、 ホルヘはそれに遅れないようペースを上げる。 足を引きずりながら普通の人と一緒に歩くのは、かなり体力を使う。 軽いジョギングと同じくらいだ。 これで一挙に酔いが回り、二次会では多少の醜態をさらした。 13日は、昨年から予定していたゴルフコンペ。 このころになると、軽い痛みとかなりの違和感はあるものの、正座ができるまでになっていた。 12日には東京に初雪が降り、13日の朝も冷え込んでいた。 ゴルフ場の舗装された坂が凍結しており、そこで足を滑らせた。 右足で踏ん張って転倒はまぬがれたものの、それでヒザの状態が2日前に戻ってしまった。 アルゼンチンからの帰国直前、ゴルフの調子が上向きだったので、今回のコンペでは優勝を狙っていた。 しかしこのヒザではいかんともし難く、118打の大叩き。 おまけに、乗用カートだからヒザに負担はかからないと思っていたが、これも大間違い。 ゴルフというのは、スイングのたびにヒザを捻転させるものだった。 ラウンドを終えると、ヒザは再び腫れて熱をもっていた。 これで4日前に逆戻り。 24日にはサッカーの試合があるが、果たして出場できるであろうか。 Tweet