コパ・リベルタドーレスが大詰めに差し掛かってきた。
まずはグループリーグから振り返ろう。
今回強かったのはグループHのパルメイラス。
5勝1分けの好成績で早々と1位抜けを決めた。
これにより割を喰ったのは同グループのボカ。
コロンビアのジュニオールとの2位争いは最終節までもつれ込み、かろうじてベスト16入りを果たした。
 
 
グループCではパラグアイのリベルタが躍進。
勝ち点13で1位となり、古豪ペニャロールは3位に沈んだ。
その他は特に番狂わせはなく、首位グループと2位グループに分け、同グループの2チームが初戦で当たらないようにトーナメントが組み合わされた。
 
 
グループリーグで勝ち点9と16チーム中ワースト3だったボカだが、さすが強豪だけに立ち直りが早い。
好調だったリベルタを2-0、4-2で一蹴した。
 
 
ワースト2のエストゥディアンテスはベスト2のグレミオと当たり、トータル3-3でPK戦まで持ち込むもそこまでだった。
 
 
準々決勝4試合は、グレミオ対アトレティコ・トゥクマン、リーベル対インデペンディエンテ、パルメイラス対コロコロ、ボカ対クルゼイロ。
この中で注目されたのはリーベル対インデのアルゼンチン対決の第2戦(第1戦は0-0の引き分け)。
リーベルはこの試合で引き分け以上なら、31戦無敗のクラブ記録に並ぶ。
過去には1922年から23年にかけてのアマチュアリーグ時代と、2014年のラモン・ディアス監督時に31試合負けなしを記録している。
 
 
2月24日にアウェイでベレスに敗れたのが最後で、その後は、コパ・リベルタドーレス、国内リーグ、コパ・アルヘンティーナの3大会で20勝10分け。
負けないために重要なのは、なんといっても守備力。
リーベルのそれは強力で、30試合で10失点しか喫していない。
マイダーナ、カスコといったDF陣も強力ながら、なんといっても最大の功労者はGKアルマーニ。
神がかり的なセーブで明らかに5~6失点は防いでいる。
 
 
一方のインデは、アウェイのモヌメンタルスタジアムでは2009年10月12日以来リーベルに勝っていない。
ということで縁起を担ぎ、スルガバンクカップを制したときに着ていたグレーのユニホームを使用。
しかしスルガ銀行がスキャンダルの最中のためか効果はなく、リーベルが3-1で勝利。
ちなみにこのスコアは、9年前、最後にインデが勝ったときと同じものだった。
 
 
その他の試合は、グレミオとパルメイラスが2勝で勝ち上がり、ボカはホーム2-1の後アウェイを1-1で凌ぎ切った。
この結果、準決勝はリーベル対グレミオ、ボカ対パルメイラスという、共にアルゼンチン対ブラジルの対戦となった。
 


About The Author

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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