それは突然視界に飛び込んできたんです。路線バス?ラーメン屋?答えは後者。ブラウブリッツ秋田のホームスタジアムに、かつては路線バスであり、今はラーメン屋になっている、そのスペシャルな一台はありました。

2015年6月。4シーズンぶりにJ1へ帰ってきたモンテディオ山形のホームゲームを日本のフットボールファンへ送り届けるため、NDソフトスタジアム山形を訪れていた我々中継スタッフ。ナイトゲームということもあって、後泊することは事前にわかっていたので、中継が決まったタイミングでその翌日に近場で何かフットボールの香りがする場所はないかとレーダーを発動した所、同じ東北は秋田、あきぎんスタジアムの隣、秋田市八橋運動公園陸上競技場でブラウブリッツ秋田がAC長野パルセイロと対戦するJ3リーグが開催されることが判明。無事に中継を全うした翌日、朝イチで山形を1人で出発した私は秋田へと向かうことになったのです。

同じ東北と思って侮ることなかれ。山形から秋田は遠い、遠い。山形駅で乗車したJR奥羽本線に揺られること70分。ようやく山形新幹線の終点としても知られる新庄駅に到着したのですが、実際はここからが本番。新庄駅が始発のJR奥羽本線に再度乗り込み、今度は何と158分。トータルするとほぼ4時間というグレートジャーニーの末、目的地である秋田駅へと到着しました。

気付けば既に時刻は11時半過ぎ。当然お腹も減ってくるころ。スタジアムまで移動し、楽しみなスタグル巡りを始めようとしたまさにその時、冒頭の路線バスが突然視界に飛び込んできたんです。

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聞けばJFL時代から出店し続けているという、由緒正しいこの路線バスの車両を使用したラーメン屋。種類はノーマルなラーメンかチャーシュー麺を醤油、塩、味噌の中からチョイスできるというバリエーションぶり。“店内”も前方の厨房で作ったばかりのものを、後方の座席ですぐに食べられるという本格仕様になっており、お客さんが乗り込んでくるとちょっと“店内”もグラグラ揺れるあたりに、路線バス時代の名残が窺えます(笑) ちなみにというか、気になるお味も本格仕様。この『天下一番』さんのバスラーメン屋でラーメンを食べられただけでも、秋田まで来た甲斐があったなあと思ってしまうような、実にインパクト抜群なスタグルでした。

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皆さんもブラウブリッツ秋田のホームゲームに行かれる際には、是非バスラーメン屋でラーメンをご試食あれ!


About The Author

土屋 雅史

サッカー界のオモシロご長寿番組「Foot!」でディレクターを務めた後、制作部プロデューサーへ(昇進か?)。 国内外問わずのサッカー全般に関する知識はハンパなく、gol.界隈では「博士」の称号を得ている知識人。 スタジアムから土のグラウンドのピッチ横までジャンルを問わないサッカー観戦と、テレビ前でのサッカーウォッチングツアーはお勤めの会社への忠誠心だけではないはず! そこにはサッカーへのLOVEがある!溢れる知識と独自のサッカー観であなたの「観るサッカー」に彩りをそえちゃいます!

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