料理番組が好きで、NHKの国際衛星放送の番組をいろいろと観ている。
料理番組の本寸法といえば講師がレシピを教える「今日の料理」だが、それだけに限らず、料理や食全般に渡るもので楽しんでいる。
たとえば、中井貴一の「サラメシ」、キャイーンの天野がMCで食材や生産地にスポットを当てる「うまいッ!」、似たような趣旨だが体操の田中理恵が現地で食べ歩く「食材探検おかわり!にっぽん」、大原千鶴が酒の肴をつくる「あてなよる」などだ。
大原千鶴というのは京都の料理研究家で、「今でもこんな京都っぽい人いるのか」という感じの上品な人。
ホルヘは大好きなのだが、もしこの人が奥さんだったら、あのキンキン声の京都弁を一日中聞くこととなり、それはかなり辛いものだと思う。
 
 
最近は「ゴー!ゴー! キッチン戦隊クックルン」なる子供向けの番組も観るようになり、なんとこれにハマったしまった。
さすがのホルヘも、子供番組など観る気はなかった。
しかし録画をしようと番組ガイドを調べていると、「Go! Cook Rn」なるものを発見。
てっきり、杉浦太陽の「キッチンが走る!」だと思った。
番組ガイドには英語で書かれていて、アマノッチの「うまいッ!」は以前「Yummy!」だったのが、今は「Delicious Japan」になっている。
「キッチンが走る」は「Go Kitchen Go」だったが、表記が変わって「Go! Cook Rn」になったと思ったのだ。
 
 
そんな間違いからこの番組を観ることになったのだが、これが面白い。
小学生中学年のイチゴちゃんと高学年のアオイちゃん、そして低学年の男の子ハッサクが出演者。
そして、このアオイちゃんが可愛い。
ネットで調べたら、芸名はNOA(ノア)というらしい。
ハーフらしく顔立ちが整っているので、2~3年後にはブレークするかもしれない。
 
 
番組は、アニメと子どもたちが料理を作る場面の実写の二部に分かれている。
冒頭のアニメでは、3人が怪人に出くわす。
ちなみに、アニメ部分の吹き替えも彼女たち自身で行っている。
怪人に出会うとエプロンを着けて「キッチン戦隊クックルン」に変身するのだが、怪人も間抜けだしクックルンも間抜けで、両者のやりとりは大人でも楽しめる。
 
 
そして、「エネルギー補給」ということで料理を作り、この部分が子供向けの料理番組になっている。
イチゴちゃんの説明口調も面白い。
できあがった料理を食べると再びアニメに戻り、「満腹ビーム」で怪人をやっつけるというストーリー。
今や、ホルヘのお楽しみのひとつになっている。
 
 
NHKだけでなくアルゼンチンの料理番組も観る。
ケーブルTVでは料理専門チャンネルもあり、日本料理が取り上げられることも多い。
しかし、たまにはおかしな講師がいる。
アルメッハという、アサリとシジミの中間ぐらいの貝をこじ開け、剥き身を取り出している。
何を作るのかな、と思っていると、それを皿に盛って、「アルメッハの刺身です」という。食べたくない。
 
 
別の講師は、「刺身を盛るときは、必ず4切れにします。
なぜなら、4は日本で縁起のいい数字だからです」といっていた。
3切れは「身を切る」に通じるから縁起が悪い、ということを聞きかじり、1切れ足した4は縁起がいい数字だと勘違いしたのかもしれない。
 
 
餃子のレシピでは、まずすべての具をフライパンで炒めた。
それを皮で巻き、今度は蒸し器へ。
これで皮に火を通して完成かと思いきや、その後フライパンで再び焼きだした。
なんで3回も過熱するのか、わけがわからん。
 
 
料理番組を観るということは料理好きなのだが、普段は自分ひとりのために凝ったことはしない。
たまに、他人を招いたときに腕を振るう。
先週の金曜日、サッカー関係でこちらに滞在している日本人2人を呼んで呑み会をした。
前日から仕込みに入り、豚の角煮、煮込みハンバーグ、鶏の南蛮漬け、ナスみそ、ピーマンとニンジンのキンピラ、モヤシのナムル、インゲンの胡麻和えでおもてなし。
鶏の南蛮漬けは、「今日の料理」で覚えたもの。
しかし調味料は目分量なので、味が濃すぎて失敗だった。
 
 
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About The Author

ホルヘ三村

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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