先週の日曜日。『Talking Foot!』という番組の収録で、ファジアーノ岡山の長澤徹監督と湘南ベルマーレの曺貴裁監督がJ SPORTSのスタジオに来て下さいました。
以前、やはり湘南の神谷優太選手とジュビロ磐田の小川航基選手で収録した際にもこちらでお話しましたが、この『Talking Foot!』は司会者なしでゲスト2人が30分間話し続けるという、我々にとってもチャレンジ企画。
それでも今回は元々同い年で親交も深い2人ということもあって、スタートこそちょっとフワッとした立ち上がりを迎えてしまい、その後の展開に不安を感じさせたものの(笑)、結果的にはとにかく内容の濃い“指導者論”の詰まった30分の番組になりました。
そもそも徹さんと曺さんは僕も個人的に仲良くしてもらっていて、色々とお話を伺っている中でも特に「選手へ響く言葉を持っている方だなあ」ということを日頃から感じていたので、「間違いなく面白いお話が聞ける」という確信もあったんですけど、実際に控室に入ってから、収録を経て帰宅の途に就くまで、約4時間の間はずっと2人でディープな話をされていました。
僕たちスタッフは収録前を“一次会”、収録を“二次会”、収録後を“三次会”という捉え方で呼んでいましたが(笑)、“二次会”しか皆さんにご紹介できなかったのが申し訳なくなるくらい“一次会”と“三次会”も話が面白過ぎて、これからの自分にとってもとにかくタメになった4時間だったことは言うまでもありません。
また同時に監督という職業の大変さを痛感させられるような時間でもありました。
お互いがお互いの話に「わかるわあ」と共感しまくっていましたし(笑)、正直我々が口を挟む余地はほとんどなかったです。
実はこのオフ、曺さんと徹さんとの“飲み会”という名のミーティングをセッティングするはずだったんですけど、徹さんがスペイン研修に行ってしまったため、実現しなかったという経緯もあって、その代わりにという訳ではありませんが、今回の収録でお会いできたことは、2人にも大きな刺激になった様子。
「いやあ、今日来て良かったわあ」と声を揃えて帰っていただけたので、まあそれだけでも成功だったかなと思いました。
僕もJリーグの中継がなくなって、若干社内ニート気味になっていた感じもあったんですけど(笑)、こういう企画を実現させながら何となく居場所を確保しつつあるので、これからも楽しいことを皆さんと共有できるように、アンテナを張り巡らせておきたいと改めて思えるような楽しい収録でした!