先週の土曜日、日曜日でいよいよ開幕した
2014年シーズンのJリーグ。
やはりこの“Jリーグがある日常”が帰ってくると、
日々の生活にもハリが出てきますね(笑)
私はJ SPORTSのLIVE中継カードである
サガン鳥栖対徳島ヴォルティスに行ってきました。
会場はベストアメニティスタジアム。
鳥栖駅から徒歩3分。
駅のホームから鉄骨剥き出しの外観が見られるという、
国内有数の好アクセスを誇るスタジアムです。
2014年2月の推計で人口は約7万人。
8つの小学校と5つの中学校、そして3つの高校を抱える程度の
決して大都市とは言えないこの鳥栖市のスタジアムに
2週間に1回のペースで1万人近い人々が集まってくるという事実は
Jリーグの持つ大きなポテンシャルを示していると思います。
試合は立ち上がりこそお互いに慎重な入り方をしたものの、
韓国代表への返り咲きを狙うキム・ミヌのゴラッソで
前半の内に鳥栖が先制すると、
そこからはホームチームのゴールショー。
J1昇格後最多タイとなる大量5ゴールを徳島に浴びせ、
詰め掛けた14296人の観衆の大半は
大満足して家路に着かれたのではないでしょうか。
個人的には鳥栖の左サイドバックを務める男の奮闘が強く印象に残りました。
安田理大。26歳。元日本代表。
昨年、オランダのフィテッセからジュビロ磐田へ活躍の場を移し、
3年ぶりにJリーグのピッチへ帰ってきたものの、
チームは無念のJ2降格。
今シーズンからは鳥栖へと移籍加入することになり、
その経験を様々な形でこのクラブへと
還元することが求められています。
髪型も坊主頭でスッキリした安田は、
帰国時の少しウエイトオーバー気味だった体型もシェイプされ、
水色とピンクのユニフォーム姿もバッチリ。
そして何より前述した1点目のアシストに代表されるように、
キム・ミヌと縦関係で組んだ左サイドの破壊力は驚異的。
今シーズンのJ1に革命を起こし得るくらいの
パフォーマンスをまだ1試合だけではあるものの
披露してくれたと思います。
ザックジャパンの招集歴もある安田にとって
ブラジルでの祭典は当然目標として捉えているはず。
このプレーを続けていけば、もう1回指揮官の関心を引く可能性も
十分あるのではないでしょうか。
今後の安田には是非注目していきたいと思います。