先頃、ホルヘの家のケーブルテレビが映らなくなった。
 
2年ほど前になるが、CABLEVISIONというケーブルテレビ会社からの請求書が届いていないことに気が付いた。
 
そこでオフィスへ行くと、すでに解約済みだと言うのだ。
 
 
 
日本へ帰国するなどで長期不在の場合は、1~2カ月間のサービス停止を依頼していた。
 
そして2010年の暮れにも、日本に着いてからネットで手続きを行った。
 
「解約済みだ」といった窓口の女性によると、サービス停止措置はもはや行われておらず、
 
そのためホルヘの依頼が「停止」ではなく「解約」になったのだという。
 
 
 
それは納得した。しかし解約されているのに、これまでと同じようにテレビは映っている。
 
そこで、「でもまだ映ってるよ」というと、「さあ、知らない。いずれ切られるでしょう」との答え。
 
自分の担当ではないので、実に適当な対応だった。
 
 
 
それ以来無料で見続けていたCABLEVISIONが、ついに切られたというわけだ。
 
国内リーグは地上波で放映するが、コパ・リベルタドーレスやコンフェデ杯はやっていない。
 
そこで、新たにケーブルテレビと契約することにした。
 
CABLEVISIONに申し込むのも体裁が悪いので、別会社のTELECENTROに加入すべく、
 
ウェブページのフォーマットに氏名、身分証明証番号、住所、電話番号などを記入し送信。
 
しかし一向に返事がない。その間に、衛星テレビであるDIRECTVのプロモーションを見つけた。
 
電話とブロードバンド、テレビの3点セットで非常にお得になっている。
 
 
 
そこでDIRECTVにも送信するが、こちらも音沙汰なし。
 
ならばと電話をかけたところ、30秒ほどで切れた。
 
2回かけ直すも、同じように切れる。
 
そこで思ったのは、2年間の無料視聴により、ケーブル・衛星テレビ連合会みたいな組織の
 
ブラックリストに載ってしまったのではないか、ということだ。
 
 
 
もしそうだとしても、それはホルヘが悪いのではない。
 
CABLEVISIIONが切り忘れただけだ。
 
それを説明しようにも、伝えるすべがない。
 
ウェッブページにも電話帳にも申し込み窓口の住所が載っていないのだ。
 
 
 
いざとなれば本社に乗り込む気でいたら、アルト・パレルモという
 
ショッピングセンター内にブースがあることを知り、早速駆けつけた。
 
設置費用はそこで先払いだというので、喜び勇んで支払った。
 
金を払ってしまえば、後になってブラックリスト云々で断られることはあるまい。
 
 
 
そして目出度く、昨日、設置が終了。
 
NHKの国際衛星放送も入るので、昨夜は呑みながら午前2時頃まで党首討論に見入っていた。
 
 
DSC01156

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写真はアルト・パレルモショッピングの玄関と、DIRECTVブースです。
 
 
 
ホルヘ・ミム~ラ
ラテンのフットボールを愛し、現在はDieguitoアルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。
取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企てては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。
ヘディングはダメ、左足では蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。
女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。


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ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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