早いもので今年も帰国のシーズンとなり、シドニーに立ち寄って帰ることにした。
 
チリのサンティアゴとニュージーランドのオークランド経由というややこしいルートで、
 
12日の夜ブエノスを出て、シドニー着は14日の朝という24時間を超える長旅となる(時差は10時間)。
 
空港内も禁煙だから、丸1日以上タバコが吸えない。
 
しかしそろそろ禁煙しようかと考えているので、予行練習にちょうどいいかもしれない。
 
12日の19:00に、チリのLAN航空でブエノスから旅立つ。
 
2時間半でサンティアゴに着き、23:30発のカンタス航空と
 
LAN航空の共同運航便(機体と乗員はLAN)に乗る。
 
この便がオークランドへ立ち寄り、それからシドニーへ向かうというルートだ。
 
 
 
ところがサンティアゴを離陸して1時間半後、機長のアナウンスが流れ、
 
「エンジン1基の出力が低下しています。燃料漏れの可能性があるので、サンティアゴへ戻ります」という。
 
エンジン1基が止まっても落ちないことは知識として知っているものの、
 
ホルヘは大の飛行機嫌いなので、これは怖かった。
 
 
 
03:00にサンティアゴへ戻り現地のホテルへ泊まることになったが、
 
深夜の空港は職員も少なく、入国審査の列が遅々として進まない。
 
その後LANの地上スタッフの指示に従い、ミニバンに分乗してホテルへ向かう。
 
配車でも大いに待たされ、チェックインできたのは06:00過ぎ。
 
出発時刻は、昼頃電話で知らされることになった。
 
 
 
旅先でのトラブルは、土産話やコラムなどのネタになるので、どちらかというと好きな方だ。
 
しかし今回は、怖い思いをするは疲れて眠いはで、さすがにうんざりした。
 
おまけに、禁煙の予行演習も半分に短縮されてしまった。
 
 
 
ホテルは五つ星のインターコンチネンタル。
 
もちろん、支払いはLANだ。さっそく豪華なビュッフェスタイルの朝食をいただく。
 
ロビーで偶然にも知り合いのチリ人と会って旧交を温めることもできた。
 
 
 
早朝はハッキリ見えたアンデス山脈の稜線が、10:00にはボヤけていた。
 
上に目をやると、向かいに建つ高層ビルの上階も霞んでいる。
 
中国とは比較にならないが、サンティアゴも大気汚染で有名だ。
 
海風が吹いてもアンデスが壁となり、行き場をなくしたスモッグが溜まるからだという。
 
 
 
ホテル発は13:30となり、約40名が大型バスに乗って空港へ向かった。
 
しかしこれですべてが治まったわけでなく、
 
まだ第二、第三のトラブルがホルヘを待ち構えていたのだが、それは次回で。
 
 
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About The Author

ホルヘ三村

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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