コスタ・サルゲロ ホルヘ三村 2014年11月21日 アルゼンチン, ホルヘ・ミム〜ラ, ライフスタイル 最近、ゴルフの調子がいい。3回続けて73、73、74とパープレーにあと一歩のスコアを出した。 ハンディが30なのでグロスで100を切れたわけではないが、 これほどスコアが安定しているのは、上達の兆しに違いない。 74打だった3回目は、ドライバーとパターが最悪。 ドライバーは、OBこそ1回だったものの、ほとんどが引っ掛けで、まともに当ったのは最終ホールだけ。 パットは、1番ホールで60センチほどを「お先に」して外し、 2番ホールでは約50センチを慎重に待って打ったのに失敗。 3パットを5~6回やったはずだ。 それなのにホルヘとしては上々のスコアだったので、 「もしドライバーとパットが普通だったら、すごいことになっていた」と錯覚するのも無理はない。 4日後にある商船会社の招待コンペがある。 ホルヘのアミーゴがそこの顧客であることから、参加させてもらうことになった。 お客さんを接待するためのコンペなので、商品も豪華。これを是非ゲットしたい。 そこで、打ちっ放しへ行ってきた。 300ヤードほどある広い練習場で、防球ネットの向こうにはラプラタ河が流れている。 ここへ来たのは今年初めて。 ふと気になったのは、練習しないで調子を上げたのだから、 ここへ来たせいで元に戻ってしまうかも、ということだった。 果たして、招待コンペでの成績はいかに。その模様は次回。 この打ちっ放しは、コスタ・サルゲロという総合施設の中にあり、 コンベンションセンター、ホテル、レストラン、ディスコ、テニスコート、フットサルコートなどと同居している。 このフットサルコートでゴールキーパースクールをやっているはずなので、覗いてみることにした。 以前は警察のグランドを借りていたが、こちらに引っ越してきたというのを、 コーチ修行中の飯沼君から聞いていたからだ。 彼はこのスクールとラヌースの小学生チームでアシスタントコーチとして働いている。 昨年、彼の紹介でスクールを取材したので、ゴルフのついでに再訪しようと思ったのだ。 しかし時間を間違えていたので、目的は果たせなかった。 スクールの代表は、元リーベルのサッコーネ。 対象は小学生から大人まで。ときにはプロもやってくるという。 ジュニアユースやユースのチームでは、予算の関係でGKコーチがいないケースが多い。 そうしたチームの選手は、クラブでの練習とは別にここへ通ってくる。 専属コーチがいるプロのGKも、サッコーネの指導やアドバイスを求めてたまに顔を出す。 このようなスクールは日本でも需要はあると思う。 中学高校のサッカー部に、GKを正しく指導できる監督やコーチがどれほどいるだろうか。 学校のサッカー部側が頭を柔らかくし、週2~3回スクールにGKを送るようにすれば、採算は取れるようになり、 GKは正しいトレーニングで成長し、それがサッカー部の強化につながる。 単発のGKスクールは現在もあるが、やり方次第では、レギュラーのスクールもビジネスとして成り立つだろう。 ※写真のGKスクールは昨年のものです。 Tweet