朝からメッチャ天気良くて、買ったスタグルをすぐ近くの芝生の上で食べて、
 
ビールも飲んじゃったりして、選手入場の時は全力でタオマフ振り回して、3回喜んだけど3回悔しがって、
 
終わった時は「何だよ~」って思って、でも結局「また来ようね」ってなるとか最高ですよね、きっと。
 
それを痛感したアルウィン遠征。
 
3月26日のことです。
 
 
 
昨シーズンは中継で4度訪れた松本平広域公園総合球技場、通称“アルウィン”。
 
中継時はプロデューサーという、実際は偉くないのに偉そうに聞こえる役職に付いているため、
 
基本的には出演者の方々と行動を共にしていることもあって、
 
松本駅→アルウィンの控室→アルウィンの放送席→松本駅という往復が昨シーズンの基本パターンだったんですね。
 
ですけど、J SPORTSはJ1しか中継できていないという状況なので、
 
今シーズンアルウィンへ行くのは純粋な取材活動のタイミングのみ。
 
ということで、第5節の松本×山口を取材しようと1人スーパーあずさに乗り込んで松本へ行ってきました!
 
 
 
駅前にあるバスターミナルに向かい、無料(!)のシャトルバスに揺られること30分弱。
 
山間の綺麗な景色に見とれていると、突如としてアルウィンはその顔を覗かせます。
 
この日は朝からまさに“ド快晴”。
 
やや防寒気味の装いと覚悟を整えてきた私をあざ笑うかのようなポカポカ陽気の中、
 
鶏肉好きの私は松本名物の“山賊焼き”を求めてスタグルエリアに向かいました。
 
すると、既にそのエリアに隣接している芝生の上には、
 
そこかしこに買い込んだスタグルを美味しそうに頬張っている皆さんの姿が。
 
老若男女問わず、家族連れも友達連れもカップルも、それはそれは楽しそうに、
 
それはそれは美味しそうにムシャムシャやっている訳です。
 
僕は1人でしたけど、やっぱりそれを見たら芝生の上で食べたくなりますよね。
 
『安曇野小町』さんの山賊バーガーを買い込み、1人ですけど芝生の上でムシャムシャ。
 
天気も良いし、バーガーも美味しいし、隣ではビールなんか飲んじゃってる人もいたりして、
 
「ああ、ビール飲みてえなあ」という欲望をセーブするのに、かなりのエネルギーを消費されましたよ(笑)
 
 
 
12時20分。
 
キックオフの40分前。
 
僕は山雅サイドのゴール裏にいました。
 
これはアルウィンに来るたびに思わず写真を撮っちゃうんですけど、
 
山雅のゴール裏には「ゴール裏歓迎!!」というダンマクが掛かっているんです。
 
コレ、いいなあと思うんですよね。
 
サッカーの楽しみ方が無限にあるように、ゴール裏の楽しみ方も多様性があっていいと個人的には思っているので、
 
この山雅のスタイルは純粋に「いいなあ」と思っているんです。
 
そんなこともあって、せっかく歓迎してくれているんですから、ちょっとあの雰囲気を実際に味わってみようと思って、
 
ゴール裏の一番高い所に紛れ込んでみました。
 
 
 
GKのシュミット・ダニエルと白井裕人がピッチヘ出てくると、緑のサポーターは拍手と“ダン”&“ユウト”コール。
 
そして、GK以外のメンバーもピッチヘ出てくるタイミングで、ゴール裏のボルテージも一段階上昇。
 
選手の挨拶に合わせて、「オーイ」というあの掛け声がスタジアムに充満します。
 
ちょうど僕の左隣にはたぶん中学生くらいの4人組がいたんですけど、彼らが本当に楽しそうで(笑)
 
変な裏声で「フワフワ」みたいなことを言い出すヤツにみんなで笑って、
 
結局最後はみんなで「フワフワ」言ってみたり。
 
かと思えば、結構真剣に「オレたちの喜山康平、ゴーゴーゴゴゴー、康平ゴール!」って歌ってみたり。
 
あんなの絶対楽しいですよ。
 
「なるほどな」と。
 
彼らを見ていて「みんなそれぞれの楽しみ方を見つけているんだな」と改めて感じましたねえ。
 
 
 
いつ見ても鳥肌の立つ、サポーター全員でのタオマフ回しを経てキックオフされたゲームは、
 
松本先制、山口同点、山口逆転、松本同点、松本逆転、
 
山口同点(後半アディショナルタイム!)、という凄まじい展開の末、
 
3-3のドローという結果になりました。
 
試合後には珍しく山雅サポーターからも怒声が飛んでいましたが、
 
それでも純粋に6つのゴールが生まれた試合を目の前で見てしまったら、しかも一時的とはいえ、
 
山雅が逆転した時に生まれたスタジアムの一体感を知ってしまったら、
 
きっと「また来ようかな」という気持ちになると思うんですよね。
 
それって凄く幸福なことだなあと。
 
 
 
もし僕が松本で生まれ育っていたなら、ゴール裏なのか、メインスタンドなのか、バックスタンドなのか、
 
定位置はその日ごとに変わるかもしれないですけど、きっと芝生の上でスタグルを堪能して、
 
ビールを飲みながら試合を見て、結果に一喜一憂して、それでもまたスタジアムに来てしまうんだろうなあと。
 
そんなことを考えた1日でした。
 
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About The Author

土屋 雅史

サッカー界のオモシロご長寿番組「Foot!」でディレクターを務めた後、制作部プロデューサーへ(昇進か?)。 国内外問わずのサッカー全般に関する知識はハンパなく、gol.界隈では「博士」の称号を得ている知識人。 スタジアムから土のグラウンドのピッチ横までジャンルを問わないサッカー観戦と、テレビ前でのサッカーウォッチングツアーはお勤めの会社への忠誠心だけではないはず! そこにはサッカーへのLOVEがある!溢れる知識と独自のサッカー観であなたの「観るサッカー」に彩りをそえちゃいます!

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