今シーズンのJ1は18クラブ、J2は22クラブで構成されており、ということはすなわち40のホームスタジアムが存在している訳ですが、その“40”の中で唯一未踏の地だった、言わば『ラストピース』にとうとう行ってきちゃいました!
北九州市立本城陸上競技場。
ギラヴァンツ北九州がホームとして使用している“本城”が、その『ラストピース』です。
 
 
1989年4月1日開場。
ニューウェーブ北九州時代からこのクラブを見守り続けてきた“本城”ですが、2010年にJ2基準を満たすように改修がなされたものの、J1基準には達しておらず、来シーズンからギラヴァンツ北九州のホームスタジアムは新設される、球技専用の『北九州スタジアム』に移ることが決まっており、2016年は“本城”にとってもラストシーズン。
個人的に「何とか一度でいいので今シーズン中に行かなくては」という想いもあり、9月17日に鳥栖での中継が決まった7月の時点から、翌日の9月18日に開催されるC大阪との一戦には絶対行こうと決意を固め(笑)、とうとう現地へと赴くことになった訳です。
 
 
福岡県内で博多、小倉に続いて3番目に大きな駅だという黒崎駅からタクシーに揺られること約15分。
とうとう辿り着いた“本城”は、キックオフ1時間半前にもかかわらず既に黄色とピンクのユニフォームを纏ったサポーターが大勢詰めかけており、十分な熱気に包まれていました。
スタジアムを取り囲む外周コースには、スポンサーの名前の入った各選手の写真入り“幟”が立てられており、結構グルグル回ってようやく見つけたのがコレ!
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大島秀夫。36歳。
群馬県出身でプロ生活19年目を迎える彼は、高校時代に全国大会出場を巡って対戦したこともある旧友でもあり、この年齢まで現役を続けている尊敬すべき同級生。
今シーズンはなかなか出場機会を得られていないものの、是非とも頑張ってほしい選手の1人です。
 
 
僕が固執していると言っても過言ではないくらい収集しているグッズとして、各クラブのマフラーがあるんですけど、当然“本城”に来るのが初めてということはギラヴァンツ北九州のマフラーも持っていない訳で、「スタグルを物色したい!お腹減った!」というはやる気持ちを抑えて、まずはグッズショップへ向かいます。
購入可能なマフラーは3種類。
ベーシック、マスコット、タウンの中から一番シンプルなベーシックを購入し、これで今シーズンのJ1、J2に所属している全クラブのマフラーゲットということになりました(笑)
他にも数多くのグッズが取り揃えられており、最近文字を書くことや絵を描くことにハマっている子供のために『ギランノート』もお買い上げさせていただきました!
 
 
その後はスタグル探しの旅へ。
コンパクトな外周コースをグルッと歩いた中で、一番気になったのは『どんちゃん騒ぎ(500円)』というもの。
独特のネーミングセンスに、500円というお手頃価格感。
店員の女性もメッチャ感じが良くて、結構即決でこれに決めちゃいました!写真はコチラ!
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焼きそば、お好み焼き、おにぎり、煮込みハンバーグ、ウインナー。
これこそまさに“どんちゃん騒ぎ”。
このフルボリュームはちょっとヤバい!
これで500円とコスパも最高!
皆さん、“本城”に行った際には『どんちゃん騒ぎ(500円)』を是非ご賞味あれ!
 
 
ゲームの始まる15分くらい前から降り出した雨はみるみるうちに強くなり、屋根のない記者席からは人の姿が消えましたが、せっかくの“本城”なので、やはり大阪からC大阪を取材するために遠征していた知人の記者と、傘を差しながらのノート記入も含めた観戦を覚悟し、キックオフを迎えたんですけど、ふと気付くと傘を叩く雨の音がほとんどしなくなっています。
「ああ、そうか」と。その5分ほど前。
視界の片隅で、年配の方が何かの装置を回している姿を捉えた時には、それが何を意味するかまでは理解できなかったんです。
ふと上を見上げた時にすべてが繋がりました。
いつの間にか記者席の上に“幌式”の屋根が掛かっていたんですよ。
あの方は僕らが記者席に座っているのをご覧になって、この屋根を出してくれていたんですね。
気付くのが遅過ぎて、あの方にお礼を言えなかったのが何とも心残りですが、そのおかげで快適な取材をすることができました。
本当に感謝しております。ありがとうございました!
 
 
“本城”。
僕には凄く良い経験になりました。
熊本との “ハシゴ”を予定していたため、試合後は早めに撤収してしまったこともあって、余韻を楽しむことができなかったのが残念でしたが、『大島秀夫』『どんちゃん騒ぎ』『幌式の屋根』という3つのキーワードと共に、楽しかった思い出が今も心の中に残っています。
あと“本城”で行われるホームゲームもわずかに4試合。
これで興味をお持ちになった方は是非“本城”まで足を運ばれてはいかがでしょうか。


About The Author

土屋 雅史

サッカー界のオモシロご長寿番組「Foot!」でディレクターを務めた後、制作部プロデューサーへ(昇進か?)。 国内外問わずのサッカー全般に関する知識はハンパなく、gol.界隈では「博士」の称号を得ている知識人。 スタジアムから土のグラウンドのピッチ横までジャンルを問わないサッカー観戦と、テレビ前でのサッカーウォッチングツアーはお勤めの会社への忠誠心だけではないはず! そこにはサッカーへのLOVEがある!溢れる知識と独自のサッカー観であなたの「観るサッカー」に彩りをそえちゃいます!

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