23日のウルグアイ対ブラジル戦に合わせて、20日発のアメリカン航空便に乗るため成田へ向かった。
ここ5年間はシドニー経由だったし、その前の3~4年はカタール航空だったので、アメリカ経由は久しぶりだ。
祭日で道がすいていたこともあり、出発時刻の3時間以上前に空港へ到着。
アメリカンのチェックインカウンターへ行くと、エコノミーの乗客は、自分で機械を使って発券してくださいという。
これは、初めての体験。
パスポートを差し込んで、画面に表示される指示に従っていくのだが、突然赤いランプが点滅し、「係員を読んでください」との表示が出た。
 
 
係員が来て確認し、「ビザかESTAを持っていますか」と訊く。
「トランジット(乗り換え)だよ」と答えたが、「トランジットの乗客も全員アメリカに入国するので、ESTAが必要です」という。
そうだった、アメリカではテロ以降チェックが厳重になり、トランジットでも入国審査を受けなければならないし、以前はビザ免除だった日本人もESTAという申請をすることが義務付けられていたのだ。
アメリカ経由がご無沙汰だったので、すっかり忘れていた。
しかし、これで出発できないのかと思いきや、ジャルパックのデスクで緊急申請ができると教えてもらい、そこにお願いして事なきを得た。
 
 
今回のチケットは、アメリカン航空のサイトから直接購入していた。
これが旅行代理店を通していれば、「ESTAはお持ちですか」と事前に気遣いしてくれたであろう。
ホルヘの経験からすると、一番いいのは旅行代理店の窓口で購入することだ。
担当者がはっきりしているので、何かあったときに話がスムーズに運ぶ。
しかし今回は、アメリカンのサイトに入ったことで、思わぬ利益を得ることができた。
 
 
以前はヴァリグとアメリカンを主に使っていて、日本と南米を年に2~3往復し、南米内も頻繁に移動していた。
出入国のスタンプを押すパスポートのページがなくなり、訪問先の国の日本大使館でページを増やしてもらったこともあるほどだ。
その結果、マイレージがたっぷり溜まった。
これを利用して、ブエノスアイレスからマドリード、ローマ、パリという旅行をエアーチケット代は1円も払わずに行ったこともある。
 
 
その後もアメリカンのマイルは溜まり、日本とアルゼンチン往復ができるほどになっていた。
しかしなぜか他の会社を利用することが多くなり、気が付いたらアメリカンのマイルは期限切れでゼロになってしまった。
大損害である。それが4~5年前のこと。
すっかりあきらめていたのだが、今回サイトに入ると「失効したマイルの復活について」という項目を発見。
金を払えば買い戻せるのだそうだ。
金額は600ドル。
これで南米往復ができるのなら安い。
こうしてホルヘは、再びマイル長者になれたのだった。


About The Author

ホルヘ三村

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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