先週はメッシの結婚式で大騒ぎ。
バルセロナの新旧同僚や代表の仲間など招待客約260名がロサリオに集結。
式は夜7時から始まり、テレビでもその時間のニュース情報番組の中で取り上げていた。
会場の入り口に到着したVIPたちのファッションチェックや式場で饗されるマルベック種のワインをスタジオで試飲したりと、各局がそれぞれの手法で紹介していた。
 
 
アルゼンチン代表は6月初旬にサンパオリ新監督の初仕事としてブラジルとシンガポールを相手にテストマッチを行った。
ブラジルを1-0で下すと、「メッシ、シンガポール戦欠場?」の報が流れた。
理由は結婚式の準備のためだという。
そして、本当に欠場した。
試合は6-0の大勝だったが、メッシが不在の場合はギャラが約半分になるという契約だったので、協会は数千万円を損したことになる。
 
 
メッシと幼馴染のアントネーラには息子が二人いて長らく事実婚状態。
自身のSNSやメディアでも家族の様子が頻繁に紹介されており、結婚式といわれても、「何を今さら」といった感がある。
ホルヘのひがみかもしれないが、本人も周囲もマスコミも浮かれすぎのような気がしてならない。
 
 
 
話は変わるが、日本のあるゴルフ場で、夜間に動物ウォッチができるという。
夜になるとフェアウェイにいろいろな動物が出てくるので、カートに乗ってそれらを眺めるのだという。
おもしろいことを考えたものだ。
 
 
しかしアルゼンチンのゴルフ場では、昼間でも動物と遭遇できる。
池の近くではヌートリアが出没するし、地面に巣穴を作る小型のフクロウもよく見かける。
さらにイグアナやクジャク(さすがに野生ではなかろう)がいるコースもある。
 
 
先日ネットニュースで観たのだが、オーストラリアのゴルフ場で、巨大なニシキヘビがワラビー(小型のカンガルー)を絞め殺して飲み込んでいる写真があった。
ものすごい光景ではあるが、こんなものはゴルフ場にいらない。
野生の王国やワイルドライフに任せておけばいいのだ。
こうした刺激の強すぎるものではなく、ゴルフ場にはフクロウやヌートリアといった可愛らしいもの、思わずホッとする動物がいい。
そう、ゴルフには癒しが必要なのだ。
 
 
ホルヘのゴルフはダフリの連発。
ひどいときには程度の差こそあれ、ショットの7割ほどでダフる。
ティーショットの”素振り“で地面を叩くこともあるのだ。
そこで今年の日本滞在中に、根本からやり直そうとインドアのレッスン場に通った。
実質一ヶ月ほどの短期間で使用クラブは8番アイアンだけだったが、ゼロからスイングを教えてもらったおかげで、ダフることは激減した。
 
 
2打でグリーン近くまで行き、「寄せればパーチャンス」と喜んでいても、第3打がザックリで、第4打もダフってバンカーへ入れるということが非常に多かった。
ダフらなくなれば、楽に10打は縮まるであろう。
そして日本でのレッスンのおかげで、ついにダフらなくなったのだ。
 
 
しかし、今度は左への引っかけが止まらなくなった。
10打縮まるどころではない。
この前の日曜日は、2番ホールのパー5でボールを6個なくして何と19打。
ハーフは68打で以前より悪くなってしまった。
だから、ゴルフには癒しが必要なのだ。
 


About The Author

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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