コロンビアリーグの決勝を取材するため、リーグを運営しているディマジョールへ足を運んだ。
事前にメールと電話で話を通してあったが、「なんで、ここに来たんだ」と驚かれた。
試合はメデジンだからなのだが、ホルヘはボゴタのディマジョールで取材パスを受け取るつもりで行ったのだ。
しかし広報部長のフアン・ラウルによると、1試合だけだから取材パスは不要で、
A・ナシオナルに伝えてあるから、スタジアムへ行けば入れるようになっているとのこと。
しかし、土産を渡したりインタビューをしたりと、2日に渡って充実した時間を過ごした。
土産はたいしたものではない。原宿は竹下通りの100円ショップで、
外国人観光客向けに売られている和柄の小物だ。
しかしこんなものでも結構喜んでくれる。
お返しに、フォルタレーサというチームのパンツをくれた。
このフォルタレーサは、創立3年で今年1部に昇格したチーム。
このパンツは試合用のちゃんとしたもので、FSSという国内では知られたメーカーが作っている。
しかし洗濯のタグを見ると、ポリエステル100%なのに「手洗い」のうえ「日陰干し」となっている。
不思議だ。
コロンビアリーグは、リーグといっても最後は2チームでの決勝が行われる。
今回のカードはメデジンのA・ナシオナルとバランキージャのジュニオール。
第2戦のためメデジンへ飛んだが、チケットやホテルは旅行代理店に頼んだ。
どちらもネットで予約や購入できるし、そのほうが安い。
しかし、ある作戦が閃いて代理店を通した。
その作戦とは、スタジアムに歩いて行けるホテルに泊まること。
試合後の公共交通はすし詰めで、タクシーをつかまえるのもほぼ不可能。
以前メデジンで大変な思いをしたことがある。
そこで、徒歩圏のホテルという注文を代理店にした。
この作戦は見事に成功。
スタジアムのある公園の真ん前のホテルに泊まることができた。
この作戦、なんで今まで気が付かなかったのだろう。
試合は見ごたえのある激戦だった。
アディショナルタイムの最後の最後にA・ナシオナルのゴールが決まり2-1で勝利。
第1戦はジュニオールが1-0で勝ったのでトータル2-2でPK戦となり、
GKが2本を止めたA・ナシオナルが優勝した。