トークショー ホルヘ三村 2013年3月29日 ホルヘ・ミム〜ラ 3月22日に原宿のmfでトークショーを行った。 お店からこの企画を打診されたとき、ホルヘはひとつだけ条件をつけた。 それは、呑みながらやらせろ、というか、事前にも呑ませろ、ということだ。 とにかくアガリ症なので、シラフでは大勢の前で上手く話せない。 そこで、自分のためというよりも、お客のためにも酒を入れた方がいいと判断したのだ。 トークの出来不出来とは別に、お客の入りも気になった。 ガラガラでは格好がつかない。 正式決定から開催まであまり時間がなく、告知が広まらない可能性が高かった。 そこで、いざとなればホルヘの知人やサッカー仲間を動員しようと画策。 しかし知っている人がいるとかえってやりにくいので、動員は最後の手段。 「予約が少なければ、前日に連絡するから来てくれ。そうでなければ来ないでくれ」という ヘンテコなお願いをした。 フェイスブックとかツイッターの効果は凄いもので、 「トークショーやるんだってね」などという連絡が知人から何件か入るほど。 そんなこんなで、ありがたいことに動員なしで満席になった。 当日は、司会役のアリサカ氏との打ち合わせやセッティング準備のため、1時間半以上前に会場入り。 そして開始予定時刻(20時30分)の1時間前からドーピングに取りかかる。ようするに、呑み始めたのだ。 この日のドーピング剤は、ホルヘの希望でウィスキー。 用意してくれたのはカティーサーク。 初めは店の人がジガーカップで計量して使って作ってくれたが、グラスが大きいので 65ml入れても水割りにすると酒の味を感じない。 そこで、勝手にボトルから注ぎ足した。 習慣的に水割りの濃さは色で判断するのだが、カティーサークは他のウィスキーより色が薄いので調整が難しい。 いよいよ本番がスタート。 紹介されて客の前に出ても、まったく緊張しない。 「よし、ドーピング成功」と喜んだのもつかの間、話し出したら呂律が回らない。 色の濃さを読み違え、アルコールを摂取しすぎたらしい。 さらに予定以上にハイになったので、本来はアリサカ氏と掛け合いをするはずだったのに、 完全な独り舞台になってしまった。 これでは、単なる酔っ払った話上戸だ。 しかし会場の反応はまずまずだったようで、この分なら、また声が掛かりそうだ。 そうなったら、今度はアルコールコントロールを完璧にやりたい。 Tweet