日本が劇的な本田圭佑のPKでいち早く本大会出場を決めた
 
2014ワールドカップブラジル・アジア最終予選。
 
日本列島に感動の嵐が吹き荒れた直後の
 
オマーン対イラクは1点を守り切ったオマーンが勝利。
 
これでドローだったオーストラリアと試合のなかったヨルダンに
 
勝ち点2差を付けて、オマーンがグループ2位に浮上しました。
 
 
 
残り試合はオーストラリアとヨルダンが2試合で、オマーンが1試合。
 
追い込まれた感のあったオーストラリアもホームでの連戦となっており、
 
11日のヨルダン戦に勝利して、最終節のイラクも撃破する連勝を飾れば、
 
まだまだ十分本大会へストレートインする可能性も残されています。
 
ヤマはやはり次節のオーストラリア対ヨルダンと、
 
ひょっとするとプレーオフ枠を巡る争いになる可能性のある
 
18日のヨルダン対オマーン。どのチームも負けられない戦いが続きますね。
 
 
 
さて、アジア最終予選は2つのグループで争われており
 
日本とは逆側のグループも当然大詰めを迎えています。
 
4日のゲームでは、まずイランがアウェイで同じ勝ち点7だった
 
カタールを0対1で破り、勝ち点3の積み上げに成功。
 
もう1試合のレバノン対韓国はホームのレバノンが
 
開始13分に先制し、終盤までリードを守り続けたものの、
 
最後は97分というかなり長いアディショナルタイムに
 
同点弾が飛び出し、韓国がかろうじて勝ち点1を獲得。
 
試合のなかったウズベキスタンを得失点差でかわして
 
グループ首位に躍り出ました。
 
 
 
韓国がやや有利かなと思える材料は、
 
オーストラリア同様に最後の2試合を共にホームで戦えること。
 
対戦相手はウズベキスタンにイランと、
 
まさに現状のライバル2カ国ですが、
 
あの赤いサポーターを味方に付けて戦えるというのは、
 
韓国にとって大きなモチベーションになるでしょう。
 
 
 
イランはレバノンと、ウズベキスタンはカタールと
 
お互いホームゲームを残しているだけあって、
 
やはり韓国とのアウェイゲームが大きなキーゲームに。
 
グループ突破への必死度で言えば、
 
残る2節はこちらのグループから目が離せないですね。
 
 
 
ブラジルへと続く扉を開けるべく、
 
アジアの雄が激突するファイナルバトル。
 
地区プレーオフ、そして最後に与えられるブラジルへの切符を
 
南米5位と競い合う大陸間プレーオフまで
 
まだまだ我々を熱狂に包んでくれそうです。
 
 
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写真は6月4日の埼玉スタジアム2002です。
 
 
 
サッカー界のオモシロご長寿番組「Foot!」でディレクターを務めた後、制作部プロデューサーへ(昇進か?!)。国内外問わずサッカー全般に関する知識はハンパない、Dieguito周辺では「博士」の称号を得ている博識人。スタジアムから土のグラウンドのピッチ横までジャンルを問わないサッカー観戦と、テレビ前でのサッカーウォッチングツアーはお勤めの会社への忠誠心だけでは無いはず!そこにはサッカーへのLOVEがある!溢れる知識と独自のサッカー観であなたの「見るサッカー」に彩りを添えちゃいます!