以前にも書いたがコロンビア代表監督のペケルマンが、ホルヘの家に来たことがある。
約3年前のことで、当時はどこの監督もしていなかった。
インタビューを申し込んだら快諾してくれ、ホルヘの家で行うことになった。
彼は非常に温厚な人物で、質問にも丁寧に答えてくれた。
つい2カ月ほど前にもメールでやりとりし、「W杯出場できることを祈ります」との言葉を送った。
これは社交辞令ではなく、ホルヘがペケルマン、そしてそれ以上にコロンビアのことを好きだからだ。
しかし、まさか日本と同じ組なるとは思わなかった。
ペケルマンから直接聞いたのだが、彼はフリー時代にカタールのテレビ局アルジャジーラの解説をしていた。
なぜカタールかというと、監督としてU-20W杯初優勝したときの開催国がカタールで、
それから縁ができたそうだ。
したがって2022年W杯招致運動の際も、彼は招致アンバサダーとして活動し、日本の落選に一役買っている。
しかし、そんなことより日本にとってやっかいなのは、彼が2011年のアジアカップの解説もしたことだ。
地元カタールでの開催だったので、アルジャジーラも力が入っただろうし、ペケルマンにも多くの情報が渡ったはず。
優勝した日本のことは詳細に分析されたと考えた方がいい。
このことは、「日本はすでに丸裸」というようなタイトルで、ネットのあるスポーツメディアに書いた。
自慢ではないが、この情報を知っていた日本人はほとんどいないはずだ。
抽選会の進行役を務めた女性が美しいというので、話題になっている。
フェルナンダ・リマという36歳のタレント、女優で、双子の男の子の母親でもある。
なんでも90年には日本でも活動していたことがあるらしい。
そこで、fernanda Lima japonで検索したら、ヘンテコな映像にヒットした。
彼女が全身タイツを着て秋葉原を歩いているというもの。
そしてタイトルはZENTAIとなっていたから、
ブラジルでは全身タイツを略した「全タイ」がそのまま使われているようだ。
アルゼンチンは、ボスニア、イラン、ナイジェリアというもの凄く楽なグループになった。
それなのに、あるいはそれだからか、あの抽選は仕組まれていたのではないか、との疑惑が起こっている。
報道番組でも繰り返し疑わしいシーンを流している。
それはFIFA事務局長のバルクが、抽選役の元選手らからボールを受け取ると、テーブルの上でそれを開けるが、
すぐにそれをテーブルの下に入れ、そこから国名が書かれた紙を出すというもの。
事前にテーブルの下に紙を用意していれば、そこで都合よく入れ替えることができる。
さらに、すでにグループAの1が決まっていたブラジルはカフーがボールの中から紙を取り出して披露したが、
その紙はボールの中に入っていたことで丸まっていた。
しかしバルクが示した紙は、いずれもピンとしている。
見れば見るほど疑わしいのだ。
もっとも、仕組んだのなら、ブラジルがトーナメント1回戦でスペインかオランダと当たるようにはしないだろう。
チケットを入手して現地で観戦できる人は限られているから、
こんなことでもネタにして、楽しもうとしているのかもしれない。