もうこのページで、このリーグの紹介をするのは何度目でしょうか?
 
そうです!今日はTリーグ“2014”を取り上げちゃいます(笑)
 
 
 
今シーズンのレギュレーションで最大の変更点は大きく分けて2つ。
 
1つはリーグの再編。
 
元々2つのブロックに分かれていたT2が統合され、
 
T3の下にこちらは2つのブロックで構成されるT4が新設。
 
これによって、國學院久我山や三菱養和SCユースといった
 
Tリーグより上のカテゴリーを主戦場とする強豪の“Bチーム”が相次いで参加。
 
さらに、横河武蔵野FCユースや駒澤大学高など
 
T1に所属するチームの“Bチーム”も参入を果たすなど、
 
リーグ自体の底上げもかなり見込める状況になっています。
 
 
 
もう1つの変更点は開幕の時期。
 
今まではいわゆる新入生が入ってくるタイミングであり、
 
新年度のスタートでもある4月に開幕戦を迎えていましたが、
 
総当たりの2回戦制となっているT1とT2に関しては
 
例年より2ヶ月早い2月からスタート。
 
既にこの1ヵ月半あまりで5節までが消化されています。
 
 
 
この開幕の時期に対する各チームの捉え方はさまざま。
 
2月、3月といえば本来はチームをしっかり創り上げる時期であり、
 
例えば走り込みや、例えば戦術の浸透などを図るのが通例。
 
ところが、今年は当然昇降格が絡んでくる“公式戦”が入ってくることによって、
 
「どうなるんでしょうねえ」とやや不安を口にする関係者の方が
 
始まる前は多かったような気がします。
 
 
 
実は1日から4日までの4日間は“Tリーグフェスタ”。
 
1日はT2の5試合が開催され、その内の4試合は大井ふ頭第二球技場で10時からぶっ続け。
 
翌2日はT1の5試合が行われ、4試合は駒沢補助競技場、1試合は駒沢第2球技場で集中開催。
 
3日は待ちに待ったT3の開幕戦。
 
駒沢補助と駒沢第2でそれぞれ5試合が連続してキックオフ。
 
大トリを飾る4日はT4の開幕戦。
 
駒沢補助で4試合が続けて開催されて、“Tリーグフェスタ”は幕を閉じることになります。
 
 
 
実際に2日はT1リーグ3試合の取材に足を運んだのですが、
 
その中で成立学園を率いる太田昌宏監督は
 
「この時期というのは競争が激しい。
 
チームが固まってくるのはインターハイだったり選手権なので、
 
今はあえて色々な選手を使っています。
 
公式戦はなかなか経験できないし、練習試合で使うのとは訳が違うから
 
いい感じで来ていますけどね」とポジティブな感想を。
 
実際に3年生をほとんど全員出場させるなど、
 
チームの底上げに有効活用している様子が窺えました。
 
 
 
今年は例年以上に平日開催も多く、学校帰りや仕事帰りにブラッと立ち寄り
 
真剣勝負を観戦するのに最高の季節はもうすぐそこ。
 
2014年も是非Tリーグを見に行きましょう!
 
 
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写真は、桜も身頃の4月1日@大井第二です。