亘監督の憂鬱 土屋 雅史 2018年5月25日 土屋雅史, 日本サッカー 先週の日曜日。 西が丘に行ってきました。 コンペティションはなでしこリーグ2部。 対戦カードはスフィーダ世田谷FC×岡山湯郷Belle。 この“文字感”だけで勘の良い方は気付いたかもしれません。 目的は湯郷Belleを率いる『亘崇詞監督』です! この試合の前までに5試合を終えて、1分け4敗と未勝利の続いていた湯郷Belle。 亘監督もアップから選手に混じり、戦闘態勢を整えます。 ただ、この日はあいにくの雨模様。 前半はそこまで強い勢いではありませんでしたが、亘監督は時折指示の声こそ聞こえるものの、雨に濡れたくないからか、なかなかベンチの中から姿を現しません。 せっかくベンチの真後ろに陣取ったのに!(笑) すると、おもむろに戦術ボードを持ってテクニカルエリアに登場した亘監督。 ボードに寄りかかる独特のスタイルで、戦況を見守ります。 これは写真を撮らなくては! ゲームが止まると、コーチも出てきてボードで戦い方を確認する亘監督。 監督っぽい!いや、確かに監督なんですけど(笑) 前半は0-0のまま推移し、スコアレスで迎えたハーフタイム。 ボードで戦術確認をしているのは、この日はベンチスタートとなった木龍七瀬選手。 明らかに後半からの投入を示唆するような行動に、残された45分間への期待が高まります! ちなみに、ハーフタイムから一気に勢いを増した雨に打たれ、心が折れたために以降の写真はありません(笑) ゲームは木龍選手の突破力で流れを引き寄せた湯郷Belleが、福丸智子選手の連続ゴールで2点をリード。 シーズン初勝利へまっしぐら!応援席からの声援にも力が籠もります。 ところが、85分に1点を返されると西が丘の上空同様、途端に怪しくなった雲行き。 そして88分。 とんでもない直接FKが湯郷Belleゴールに突き刺さってしまいます。 交錯する歓声と悲鳴。 結局、試合は2-2で終了。 湯郷Belleはまたしても勝ち点3を取り逃がしてしまう格好に… とはいえ、久々に監督をしている亘さんを見れたのは大きな収穫。 スタンドにはボカのユニフォームを着用されている方々や、知人の亘さんファンの方の姿も。 相変わらずのWATA人気を感じつつ、降りしきる雨の中を帰路に就いたのでした。 今度はホームゲームを見に行きたいですねえ。 『Foot!』の取材で行けないかどうか、画策してみます! Tweet