始発電車と世界の距離 土屋 雅史 2018年7月10日 土屋雅史, 欧州サッカー ワールドカップも残すところ、あとは準決勝、3位決定戦、決勝とわずか4試合になりました。 何とかここまで大半のゲームをリアルタイムでチェックしてきましたが、リアルタイムで視聴できる全56試合(※グループステージの最終節は同時刻キックオフのため、物理的にリアルタイム視聴が可能なワールドカップの試合数は56試合なんです!)を完全制覇した2010年の南アフリカ大会や、2014年のブラジル大会を経て、当然今回もそこを目指していたものの、早くもグループステージ1試合目のある試合は、まったく気付かない内に寝落ちして見逃してしまうなど、確実に4年前からの体力の低下を痛感させられる今大会になっています(笑) やっぱりグループステージの2試合目までに組まれている、1日3試合開催の日の視聴スケジューリングが難しいんですよねえ。 キックオフ時間は日本時間で21時、24時、27時。 まず、一応サラリーマンとしては、21時に間に合うように退社するというハードルが1つありますし、そこをクリアして21時から1試合目を見始めたとすると、次の“罠”は試合と試合の合間にある“1時間”の空白。 仮眠を取るにはやや短いし、寝過ごしたら試合も見れなくなるしで、この1時間の使い方に苦しんだ方も多かったのではないでしょうか。 僕はTwitterで『「ふーん。そうなんだ」と思ってもらえるようなデータを繰り出す』というのをワールドカップ期間は自らに課しているので(笑)、その1時間はひたすらデータの精査に明け暮れていましたが、それをやるには1時間ってちょうどいいか、ちょっと短いんですよね。 まあ、実際は前の試合が終わってから、次の試合の中継が始まるまでの45分前後が実時間なんですけど、我ながら素晴らしい“ハーフタイム”の使用法だったと思います! 日本とベルギーの国際Aマッチにおける対戦は過去に5度で、結果は日本が2勝2分け1敗と勝ち越し。ワールドカップでは1度対戦があり、結果はドロー。 ①1999/6/3 JPN 0-0 BEL②2002/6/4 ワールドカップJPN 2-2 BEL③2009/5/31JPN 4-0 BEL④2013/11/19BEL 2-3 JPN⑤2017/11/14BEL 1-0 JPN — 土屋雅史 (@m_tsuchiya18) 2018年7月2日 今回のワールドカップで、レアル・マドリーの選手がゴールを決めたチームは5勝3分けと負けなし。 クリスティアーノ・ロナウド(△ESP、〇MAR)ナチョ(△POR)ルカ・モドリッチ(〇NIG、〇ARG)トニ・クロース(〇SWE)イスコ(△MAR)ラファエル・ヴァラン(〇URU) — 土屋雅史 (@m_tsuchiya18) 2018年7月6日 過去のワールドカップでもそうだったんですけど、ちょうど27時キックオフのゲームが終盤に差し掛かり、盛り上がりも佳境を迎える頃に、テレビのあるリビングからは、始発電車が高架の線路を走って行く姿が確認できます。 あれを見ると、「ああ、今ワールドカップを日本で見ているんだなあ」という現実に引き戻される感じがして、不思議な気持ちになるんですよね。 実は27時キックオフのゲームは、もう準決勝の2試合しか残されていません。 きっとまた、始発の姿を視界の片隅に捉えながら、ワールドカップの終わりを感じる2試合になりそうです。 フランス、ベルギー、クロアチア、イングランド。2018年の世界王者は果たしてどこに。 写真はワールドカップ視聴の必需品たちです。 Tweet