アマゾンの森林火災がすごいことになっている。
2日前のニュースでは煙がサンパウロを覆っていると伝えていたが、今日はアルゼンチンまで煙が届いたという。


 
 
もともと乾季のアマゾンジャングルでは、落雷などの自然発火や焼き畑、開墾のため人為的に放たれた火の延焼による森林火災は多いそうだ。
しかし今年はその件数が異常で、昨年同時期と比較して8割以上増加。
火の手は衰えを見せず、1分間にサッカーグランド1面分の広さが消失しているという。
この自然環境危機に欧州各国は敏感に反応。
積極的な消火に否定的だったブラジルのボルソナロ大統領に圧力をかけ、軍隊の投入に踏み切らせた。
 
 
アマゾン=ブラジルというイメージだが、エクアドル、ペルー、ベネズエラ、コロンビア、ボリビアなど7か国にまたがっており、ベネズエラとボリビア領のジャングルでも大きな被害が出ている。
 
 
ジャングルを有する国の人々にとって、アマゾンは身近な存在かというと、そうではない。
なにしろ辺鄙な場所だし陸路での交通の便は悪いので、ジャングルを知らずに一生を終える人が大部分。
飛行機を使うアマゾンツアーは裕福な人や外国人観光客向けだ。
しかし人々はこのジャングルに誇りを持っており、国のシンボルと考えてもいる。
エクアドルの首都キトの中心部を走る目抜き通りは、その名を冠されたアベニーダ・アマゾナス(アマゾン大通り)だ。
 
 
ブラジル、ベネズエラに次いで森林火災被害の大きいボリビアでは、サッカー界がアクションを起こした。
同国の首都であるラパスのクラシコは、ボリーバル対ザ・ストロンゲスト。
31日に行われるこの一戦を前に、ホームのボリーバルが、「クラシコでの収益全額をアマゾン支援のために寄付する」と発表。
金額はおよそ25万ドルに達するそうだ。
こうした行為は今後増えていくだろう。
是非、Jリーグにも一肌脱いでもらいたい。
https://twitter.com/marceloclaure/status/1164646000339931136?s=20
https://twitter.com/LaPizarraDelDT_/status/1165407086336978945?s=20
 
 
森林火災とはスケールが異なるが、ホルヘの家でもトラブルが続いている。
瞬間湯沸かし器の具合が悪いのだ。
台所や浴室の蛇口をひねっても、湯沸かし器は点火するものの燃焼が低く、熱いお湯が出てこない。
しかし、蛇口を2個開ければ正常に作動する。
浴室にはシャワーと洗面台の蛇口があるので、これらを開けばお湯が出る。
一度正常に点火すれば、片方を閉じてもお湯は出続ける。
したがって浴室ではさほど不便を感じないものの、台所はそうはいかない。
蛇口が一つなのだ。
したがって台所の蛇口を開けた後、バルコニーにある流しまで行って蛇口をひねらなければならない。
 
 
湯沸かし器の修理はガス屋か水道屋かと悩んでいたら、たまたまマンションに出入りの水道屋が来ていた。
相談すると、「とりあえず見てみよう」ということになった。
すると、「バルブを換えれば直る」というので、後日、換えてもらった。
そしてそのときはお湯が出たものの水道屋が帰ると元に戻ってしまった。
 
 
そこで今度は、メーカーに電話してサービスマンを呼んだ。
彼の診断は、湯沸かし器に問題はなく、点火が悪い原因は水の圧力とのこと。
これにはホルヘ、思い当たるふしがあった。
部屋が最上階でもともと水圧が低いので、電動の水圧ポンプを設置してある。
そして2か月ほど前に、ここから僅かな水漏れがあることに気づいていた。
そういえば、水漏れを見つけたのと湯沸かし器がおかしくなったのは同じころだ。
 
 
早速ポンプのメーカーに連絡してサービスマンを依頼。
ポンプを分解すると破損した部品が見つかり、これを交換して修理完了。
ところが、それでも湯沸かし器の点火は変わらない。
ポンプのサービスマンは、湯沸かし器に入るほうの水圧は充分なので、そこから出るほう、つまり蛇口や管に問題があるのでは、という。
 
 
となるとこれは水道屋の領域だ。
再び以前の水道屋を呼び見てもらうと、「残念ながら、湯沸かし器を換えなきゃだめだ」との診断。
そこで最後の望みを託し、ネットで「湯沸かし器修理 ブエノスアイレス市」を検索。
すると家のすぐ近くの業者を発見。
彼もガス屋だが、湯沸かし器の修理は得意分野なのだという。
そして、「たぶん、これだ」という部品を交換してみたが、結果は変わらず。
具合が悪いのは蛇口のせいだと言い残して帰っていった。
 
 
一体、真実の原因は何なのか。
水圧なのか湯沸かし器の寿命なのか。
直すために何をすればいいのか。
湯沸かし器は給湯用の大きさで、ペソ暴落の影響を受け結構値が張る。
これを買っても、水圧が原因なら作動しないかもしれない。
水圧についていえば、蛇口の交換だけですめばいいが、水道管の交換ということになる可能性もある。
そうなれば、壁を壊しての大工事だ。
 
 
近頃は台所とバルコニーを行き来するのに慣れてしまい、「このままでもいいか」とも思っている。


About The Author

ホルヘ三村

ラテンのフットボールを愛し、現在はgol.アルゼンチン支局長として首都ブエノスアイレスに拠点を置き、コパリベルタドーレス、コパアメリカ、ワールドカップ予選や各国のローカルリーグを取材し世界のメディアに情報を発信する国際派フォトジャーナリスト。 取材先の南米各国では、現地のセニョリータとの密接な交流を企でては失敗を重ねているが、酒を中心としたナイトライフには造詣が深い。 ヘディングはダメ。左足で蹴れないという二重苦プレーヤーながら、美味い酒を呑むためにボールを追い回している。 女性とアルコールとフットボールの日々を送る、尊敬すべき人生の達観者。

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