1年ぶりの再会。“203”の確かな成長

みなさま、ご無沙汰しておりました。   非常に長いワールドカップ休みを頂いておりましたが、   再びここで日々の蹴球話を書かせて頂きたいと思っております。   引き続きお付き合い下さいますよう、よろしくお願いいたします。       さて、ドイツの圧倒的な優勝で幕を閉じたワールドカップ以降、   再開したJリーグはもちろんのこと、   相変わらず日々様々なサッカーのある現場に赴き、   ...

帰ってきた王国のタイガー軍団

現在全国各地で行われているインターハイ予選。   今年は山梨で開催される高校生の祭典は、   各チームがきっちり仕上げてくる高校選手権と違って、   いわゆるジャイアントキリングが   予選の段階から起きやすいことでも知られています。       私が個人的によく取材させてもらっている東京でも   1次トーナメントの段階で帝京や東久留米総合など   優勝候補の一角と目されていたチームが...

ナポリを彩ったトリックスターたち

最近では高校サッカーをはじめとした   いわゆるマジョリティーとは違うカテゴリーばかりに   興味を持っていると捉えられていることが多いように感じるんですけど(笑)、   私も当然ワールドカップはかなり楽しみですし、   翌日のインターハイ取材に支障が出るとわかっていても   UCLのファイナルは27時30分からLIVEで見ましたからね!       ただ、確かにいわゆるマジョリティーでは...

彼らの意志がすべてを凌駕しかけた日

かなり個人的な話なんですけど、   (いつも個人的な話ばかりしてますけどね(笑))   私には好きなスタイルのサッカーってないんです。       例えばポゼッションスタイルとか、例えばカウンタースタイルとか、   ぶっちゃけそういうのに全然興味ないんですねえ。   まあ、仕事柄そのチームがどういうスタイルかというのは   もちろん把握しているつもりですけど、   こういうスタイルのチ...

反骨の赤白、カンプ・ノウで羽ばたく

日本時間の土曜深夜。   スペインはバルセロナの地で   まさに天下分け目の一戦がその幕開けを待っていました。   勝ち点89は首位のアトレティコ・マドリー。   勝ち点86は2位のバルセロナ。   この2チームが直接対決で雌雄を決する最終節。   勝った方が優勝、引き分けだったらアトレティコという   非常にわかりやすい決着の付け方を前提に、   バルサの聖地とも言うべきホームスタジ...

そうだ、堺に行こう!

土曜日に神戸と甲府の一戦をノエスタで中継した流れを受けて、   日曜日はJ-GREEN堺に行ってきました。       正式名称は堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター。   天然芝5面、人工芝8面、人工芝フットサルフィールド8面という   日本最大級のサッカー施設であるこの会場で行われていたのは、   インターハイの大阪2次予選2回戦。   言い方を変えるとベスト32でもあるこの...

“J2のスタジアム”から送り届ける“J1の試合”

2003年にJ SPORTSへ入社した私が最初に担当したコンテンツはJ2の中継でした。   当時のチーム数は12。   カメラもわずかに2台体制で、スローVTRはその直前に見ていた映像の速度が   本当に“スロー”になっただけ。   今から考えるとある意味で画期的な中継だったのかなと(笑)       ちなみにその2003年シーズンのJ2で優勝したのは   初めてのJ1昇格となったアルビレ...

ゴールデンウィークはココに注目!

今回はゴールデンウィーク目前ということで   関東地方の注目ゲームを3試合ご紹介します。   あくまで主観で選んでいるので、そのへんはご容赦下さい!       【Jリーグ編】 4月29日(火・祝)19:00K・O Jリーグディビジョン2 第11節 湘南ベルマーレ×京都サンガ @Shonan BMWスタジアム平塚     今やその連勝がどこまで継続するのかというのが   Jリーグ全体と...

牛込のサッカー小僧が新たなる第一歩を踏み出した夜

残り時間は4分。 1点のビハインドを追い掛ける国士館大。 キャプテンから左サイドへボールが出ると、この日がデビュー戦となった34番が カットインしながらクロス気味に放り込んだボールは、 高く舞い上がるとそのままゴールネットへ。 その瞬間、思わず私は客席から立ち上がっていました… 2012年11月。 西が丘で行われた壮絶なファイナルに勝利し、 誰もが目指す高校選手権の全国...

高崎が生んだスペシャルな才能

4月7日から9日まで、アルベルト・ザッケローニ監督率いる   日本代表の国内最終合宿が行われました。   ワールドカップメンバー発表を1ヵ月後に控え、今まで招集されていたメンバーに   7人の初招集組を加えた計23人が最後のアピールとなる   サバイバルトレーニングに臨んだ訳です。       その中には私がここ2年間くらい代表入りを熱望していた選手がいました。   石原直樹、サンフレッチ...