article placeholder

帰ってきた牛乳とオーブン

3月末に日本を出てから、牛乳をまったく飲んでいない。   嫌いなわけではないものの、必要を感じず買わずじまいだった。       あれば飲んだり使ったりするが、無くても問題ないというものは他にもある。   オーブンがそうだ。   アルゼンチンに着いてすぐ、ピザを焼こうと思い立った。   この国においてピザは国民食のような存在。       凝り性のホルヘは、生地から作ることにした。   どこのスーパーでも、イースト菌...
article placeholder

AFA PLUS

先週、AFA(アルゼンチンサッカー協会)へ行って来た。   何のためかというと、AFA PLUSという新システムへの登録だ。       スタジアムでの暴動や殺傷事件が後を絶たないことから、これらの防止や抑止のために考案されたのがAFA PLUS。   これに登録してそのカードを持っていないと、今後はスタジアムに入れなくなる。   しかも対象はサポーターだけでなく、スタジアム職員、場内の売り子、   チームスタッフや...
article placeholder

オルテガ引退

7月13日にオルテガの引退試合が行われた。   フランチェスコリやソリンなども参加したアミーゴ・デ・オルテガチームがリーベルと対戦した。       ホルヘは行かなかったが、会場のリーベルスタジアムには6万人以上が集まった。   全盛期をイタリアのジェノバなどで過ごしたが、現地での評価はそれほど高くなく、   日本でも「オルテガはボールを持ちすぎる」「ひとりでプレーしている」などの批判が聞かれた。       しかし...
article placeholder

ヌエベ・デ・フリオ

7月9日はアルゼンチンの独立記念日だった。   1810年の5月25日に革命が決議され、スペイン軍との戦いの末、1816年の7月9日に独立が宣言された。   というわけで、この両日は数ある祭日の中でとても重要なものとなっている。       ブエノスアイレス市の目抜き通りヌエベ・デ・フリオも独立記念日から名づけられた。   ヌエベが9でフリオが7月だ。事実がどうかは知らないが、世界で最も広い道路だとアルゼンチン人は自...
article placeholder

ブラックリスト?

先頃、ホルヘの家のケーブルテレビが映らなくなった。   2年ほど前になるが、CABLEVISIONというケーブルテレビ会社からの請求書が届いていないことに気が付いた。   そこでオフィスへ行くと、すでに解約済みだと言うのだ。       日本へ帰国するなどで長期不在の場合は、1~2カ月間のサービス停止を依頼していた。   そして2010年の暮れにも、日本に着いてからネットで手続きを行った。   「解約済みだ」といった...
article placeholder

アルゼンチン後期リーグ終了

アルゼンチンリーグ後期は、ロサリオ市のニューウェルスが04年前期以来通算6回目の優勝を飾った。   パラグアイ代表から戻ってきたマルティーノ監督に元代表のマキシ・ロドリゲス、ヘインツェらが加わり、   19試合で40得点という破壊力を魅せつけた。   得点王もチームのストライカー、スコッコが獲得。       2位となったラヌースがアウェイで戦った第17節のエストゥディアンテス戦で、   0-1で負けていたラヌースの...
article placeholder

紅ショウガ

カレーライスの付け合わせといえば、福神漬けかラッキョウが一般的だ。   しかしホルヘの実家では昔から紅ショウガと決まっていた。   子どもの時からの習慣なので、今でもカレーと紅ショウガはベストマッチだと思っている。   だからカレーのある牛丼屋では、当然紅ショウガを添える。       アルゼンチンは牛肉が豊富なので、しばしば牛丼も作る。   これにも紅ショウガは付き物だ。また多少ミスマッチながら、お好み焼きをツマミ...
article placeholder

珍しい退場劇

6月7日と11日にW杯予選が行われ、アルゼンチンはホームにコロンビアを迎えた後、   高地のキトでエクアドルと戦った。   7日の第13節開始前の順位は、1位がアルゼンチン、2位エクアドル、3位コロンビアだった。   コロンビアは98年フランス大会以来W杯から遠ざかっており、エクアドルは02年韓日大会が初出場。   したがって、この両国が揃って本大会に出場したことはない。       ホルヘはエクアドルとコロンビアが...
article placeholder

3本ルール

先日、日系人20名ほどで行われたジャパンカップというゴルフのコンペに参加した。   ここでは52歳のホルヘは若い方なのだが、70歳前後の人もみな元気で、下手をすると飛距離で置いて行かれる。       ホルヘが非力なのも大きな原因だが、南米に農業移民した人は身体が丈夫で、   2世や3世もその血を受け継いでいるからだ。   1世もその子孫も、骨太でがっしりした体形が多い。       今回のコンペは特殊なもので、クラ...
article placeholder

ラ・ドセのスキャンダル

今期のボカは15節終了時点で2勝しかできず19位に低迷している。   その一方でというのか、同じようにというのか、ボカのバラスブラバス(ウルトラス)も色々と世間を騒がしている。       ボカのバラスはラ・ドセと呼ばれる。   ドセは12のことで、「サポーターは12番目の選手」という言葉のはしりだ。   どこのクラブのバラスも、スタンドでは応援リーダーとなるが、それ以外ではギャングまがいのことをしている。   一昨...