南米気質

先週の木曜日、国会議事堂周辺で政府への大規模な抗議集会が行われた。 マクリ政権は、これまでおよそ18%ずつ増額していた年金支給額を物価上昇率に合わせようとしているが、野党である前政権クリスティーナ一派はこれに反対。 もちろん、大統領選挙でマクリに投票しながら、この件では反対という人も多数いた。 一応は政治集会であるものの、これは反対派によるパフォーマンスの場。 特に議員や労働組合指導者は、ここで警察相手に大立...

早すぎたリハビリ

11月初旬に、ギックリ腰になったことはすでに書いた。 そして、それから20日弱という短期間でゴルフに行った。 普通の医者なら、絶対に許可しないような状態だった。     このゴルフは、大手商船会社の代理店が主催の招待コンペで、お得意様をゴルフで接待するもの。 ホルヘのアミーゴがこの会社の顧客なので、毎年参加させてもらっている。 コンペの方式は4人1組の団体戦で、招待された顧客に誘われた部外者も参加できる...

C級ライセンス‼️

ここでも愛するアイボー中島さん(^○^) いろいろな話を聞く中でやっぱり言葉を伝えるのは難しいね。 でも今はなんか子供たちに教える楽しさを感じてます。 サッカーってスゲ〜(^○^)楽しい(^○^) これからの人生まだ全然わからないけど「今」を大切にしてこー‼️頑張れ俺✌️   ...

懐かしのポーランド

日本が入ったグループHのシード国ポーランドには、格別な思いがある。 ホルヘが少年時代、海外サッカーの報道はほとんどなく、今はなきイレブン、サッカーマガジンという専門誌が外の世界との窓口だった。 そしてもう一つ、伝説のサッカー番組「三菱ダイヤモンドサッカー」が海外の試合を伝えていた。     ホルヘがW杯と出会うのは、この番組だった。 毎週録画で、1974年西ドイツ大会の試合を放映しており、そこでオランダと...

41歳のレジェンドが見せた気遣い

J1昇格プレーオフ決勝。 勝つのと負けるのでは天と地ほどの違いがあるこの1試合を、今年も取材してきました。 細かい試合分析などはいろいろな所で語られると思うので、僕は一番印象に残ったシーンをご紹介したいと思います。     試合後。 歓喜に沸く名古屋グランパスの選手やサポーター。 風間八宏監督、佐藤寿人選手、田口泰士選手と順々にインタビューが行われていきます。 そんな中、ふとピッチ上に目を移すと、アビ...

グレミオ カンペオン

昨日、コパ・リベルタドーレス決勝戦のラヌース対グレミオに行ってきたが、今回は例年と違うことがいくつかあった。 まず戸惑ったのは、取材申請の方法。 アルゼンチンにはARGRAという報道カメラマン協会があり、取材者が殺到する試合では、ここが人数コントロールを行う。 代表の試合は協会に取材申請するものの、誰に許可を与えるかの判断は、ARGRAが実質的に行っている。 取材許可を与えるだけでなく、カメラマンの仕事がしや...

昭和56年度全国高校総体

日本平ってさすがにサッカーどころとして知られる清水のスタジアムだけあって、思わず「おおっ!」ってなるポイントがいっぱいあるんですけど、とりわけ僕が好きなのはメインスタンドにある正面玄関を入ってすぐの所なんです。     そこには過去の高校選手権や高校総体で活躍した高校のメンバーが一覧でレリーフになって飾られていて、いつもそこを通るたびに思わず立ち止まって見入っちゃいます。 先日のエスパルス×コンサドーレの取材...

サンファン号

アルゼンチン海軍の潜水艦サンファン号が44名の乗組員とともに消息を絶ち、懸命な捜索が行われている。 この潜水艦は1983年にドイツで建造され、85年にアルゼンチン軍が配備したもの。 近隣諸国だけでなくアメリカやイギリスなども加わり、12か国の海軍が探索を行っている。 31の艦船と16機が洋上と空に展開し、総員は4000人以上に上る。 しかし現場海域の天候が悪く、捜索は難航している。     報道もこれ一...

1997年11月16日

“11月16日”と言えば、日本が初めてワールドカップ出場を決めた『ジョホールバルの歓喜』の日付。 特に今年はちょうどあれから20年経った節目の年ということで、感慨深い想いを持ってその日を迎えた方も少なくなかったかもしれません。 ただ、僕にとって“1997年11月16日”というのはもう1つの大きな意味を持っている日付でもあるんです。 なぜなら、僕が高校サッカーに別れを告げたのが、まさに“1997年11月16日”だ...