ASESINO

3月21日にブエノスアイレスに着き、22日にウルグアイのモンテビデオへ出発。 23日のウルグアイ対ブラジルを取材して、翌日に戻ってきた。 試合はブラジルが4-1で圧勝。 ハットトリックのパウリーニョもかすむほど、ネイマールの存在感がすごかった。     さて、ブエノスに戻ると知り合いから、「日本人の殺人犯がブエノスで逮捕されたって、ニュースでやっていた」とのメールがあった。 ネットで調べ、「やっぱり、こ...

ライバルでいて、ライバルではなくて

僕はJリーグの中継プロデューサーや『Foot!』のディレクターといったテレビの仕事が本職なんです。改めて。 ただ、特に高校年代のサッカーを見て、文章で伝えるのがある意味でライフワークみたいな感じになっており(というか、自分で勝手に取材に行っちゃっているだけなんですけど・笑)、日々いろいろな現場に足を運んでしまう訳です。 そんな流れの中でわかったことなんですけど、高校年代の会場でお会いする取材仲間はとにかく“想い”...

アメリカンなホルヘ

23日のウルグアイ対ブラジル戦に合わせて、20日発のアメリカン航空便に乗るため成田へ向かった。 ここ5年間はシドニー経由だったし、その前の3~4年はカタール航空だったので、アメリカ経由は久しぶりだ。 祭日で道がすいていたこともあり、出発時刻の3時間以上前に空港へ到着。 アメリカンのチェックインカウンターへ行くと、エコノミーの乗客は、自分で機械を使って発券してくださいという。 これは、初めての体験。 パスポー...

1年後の日本平にあった変わらない“本気”

ちょっと前ですけど、2月25日に2017年シーズンのJ1が開幕を迎えました。 その日、僕が行き先として選んだのはIAIスタジアム日本平。 2年ぶりにJ1へ復帰した清水エスパルスの開幕を見届けるべく、東海道新幹線と東海道本線に乗って、清水の地を目指しました。 もちろん再び帰還したトップディビジョンに挑むエスパルスのリスタートをこの目で見たいという想いや、個人的に親交のある選手が新たに加わったヴィッセル神戸が、名将...

三つのリーベル

コパ・スダメリカーナといえば、昨年12月の決勝戦へ向かうシャペコエンセが飛行機事故に遭遇した大会。 南米では、年の上半期がコパ・リベルタドーレス、下半期がコパ・スダメリカーナとなっていたが、今年から両大会が同時期の通年開催へと変更された。 これにより同じクラブが両大会に参加することはできなくなり、リベルタドーレスが上位大会、スダメリカーナはそれに準ずるものとなった。 ようするに、ヨーロッパのチャンピオンズリーグ...

角打ちデビュー

3月23日にW杯南米予選の首位決戦ウルグアイ対ブラジルがある。 この試合の数日前にアルゼンチンに戻り、家でゆっくりしてからラプラタ河を渡ろうと考えていたのだが、例の痔の手術の影響で出発が遅れることになった。 長時間の飛行機移動は患部に負担がかかるため、医者はできるだけ遅くしろという。 まだ回復途中なので、場合によってはドクターストップの可能性もある。 そんな状況の中でエアーチケットを探したら、これが結構大変だ...

ボカ対リーベル 番外編

ブラジルW杯で準優勝のアルゼンチンが、今はロシア南米予選で大苦戦。 一時は10か国中6位と圏外まで順位を落とし、現在は辛うじてプレーオフ周りの5位という始末。 昨年は3連勝と好スタートを切ったものの、その後は1勝2分け2敗。 この不振の原因に挙げられているのが、ホームゲームを地方で行ったこと。 通常はブエノスアイレスのリーベルスタジアムが会場となるが、昨年行われた4試合は、コルドバ(2回)、メンドーサ、サンフ...

健肛への道2

長年患っていたイボ痔の手術を受けることになったホルヘだが、実は過去にも手術らしきものは経験している。 名医の評判高い井の頭通り肛門科で手術をすすめられながら、ビビったホルヘはその医院を敬遠するようになり、別の医院のお世話になっていた。 ちょうどその頃、ジオン注入式という治療法に保険が適用されるようになった。 これは患部に注射を打ち、薬剤によってイボを小さくするもの。 入院をせず、日帰り可能というメリットもある...

巣鴨より渋谷 スクランブルより地蔵

1月や2月は各都道府県の高校新人戦が行われ、インターハイや選手権に向けて何となく新シーズンの勢力分布図がおぼろげながら見えてくる時期ですが、同様にクラブユース界でも『U-17選手権』という大会名の新人戦が開催されています。 FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビアと3つのJクラブユースが所属している東京のクラブユースも、『東京都クラブユースU-17選手権』を今月上旬まで戦っていた訳ですが、今回はその3位決定戦で巻...

健肛への道

20歳くらいころ、排便をしたら肛門から血がピュッと噴き出した。 量はティースプーン2~3杯だろうが、鮮血で便器が赤く染まり、ホルヘは青くなった。 すぐさま医者に診てもらったら、単なる内痔核と判明。 これは肛門内にできたイボ痔のこと。 血流が滞りうっ血してイボのようになる。 肛門内にできた場合は痛みを伴わないが、排便などで出血することがある。 医師からの説明を聞いたホルヘは、痛みもなくたまに出血するだけなら...