総崩れ

今回のW杯には、サンパオリ(アルゼンチン代表)、ペケルマン(コロンビア代表)、ガレッカ(ペルー代表)、クーペル(エジプト代表)、ピッシ(サウジアラビア代表)と5人ものアルゼンチン人監督が出場している。 これはアルゼンチンサッカーおよびその指導者が世界で高い評価を得ている証で、“5人出場”は国民の誇りとなっていた。     しかし、この5人がことごとく期待を裏切った。 ピッシは開幕戦でロシアに0-5の大敗を喫...

国会審議

W杯の開幕日、アルゼンチンは別の事柄で大白熱、というか国を二分するような騒動になっていた。 テーマは中絶を合法化するかどうか。 カトリックが強いアルゼンチンでは、これまで中絶は神を冒涜する行為として禁じられていた。 しかし時代に鑑みて合法化の気運が高まり、衆議院で合法化法案が審議、採決されることになったのだ。     この問題への国民の関心は高く、少し前からテレビでは盛んに討論番組が放映されていた。 日...

ドタバタアルゼンチン

スペインのバルセロナでキャンプ中だったアルゼンチン代表は、ロシア入り直前に行う予定だったエルサレムでのイスラエル戦を突如中止した。 試合日が10日の土曜日で中止の発表が7日の水曜日なので、ドタキャンといっていいだろう。     中止の理由は、イスラエルとパレスチナの緊迫した状況。 アメリカが大使館をテルアビブからエルサレムに移したことで、抗議するパレスチナ人にイスラエル軍が発砲し多くの死傷者がでたのは5月1...

壮行試合

カバジェーロ、サルビオ、ファシオ、タグリアフィコ、ロ・チェルソ、ランシーニ。 この6名が何かというと、5月29日行われたアルゼンチン代表の壮行試合ハイチ戦の先発メンバー。 ここにおなじみのオタメンディ、マスチェラーノ、ディ・マリア、メッシ、イグアインが加わったのだが、半数以上の6名が代表歴の浅い選手であったことにサンパオリ色が強く出ている。 南米予選の終盤で不振のチームを引き受けたときは、メンバーの大幅な変更は...

アルマーニ騒動

銀座の小学校の標準服を高級ブランドにする件が物議をかもしたが、アルゼンチンでもアルマーニ騒動が起きている。 もっともこちらは、ジョルジオ・アルマーニでなくフランコ・アルマーニ。 さらに洋服でなくゴールキーパー。 一体何のことかというと、「リーベルのGKアルマーニをロシアW杯メンバーに入れろ」という動きのことだ。     ほんの半年前まで、彼はアルゼンチンで無名の存在だった。 かといって新人ではなく、すで...

日系スタッフ

5月9日、ボカがアウェイでヒムナシアと引き分けてリーグ優勝を決めた。 この試合は4月29日に行われる予定の第25節だったが、豪雨により延期されていた。 そして5月6日に、第25節より先に第26節のボカ対ウニオンが行われボカが勝っている。 もし雨にたたられず日程通りに消化されていれば、ボカはホームでの勝利によって優勝を飾ることができた。 しかし無念にも優勝決定はアウェイゲーム。 アルゼンチンではいまだにアウェ...

永久会員

先日、ウチナンチュー・ゴルフ愛好会という団体のコンペに参加した。 アルゼンチンの日系人は約7割が沖縄出身で、在亜日本人会よりも在亜沖縄県人会のほうが建物も組織もはるかに立派だ。     沖縄出身者が多いのはアルゼンチンに限ったことではなく、戦前からハワイ、ブラジル、ペルーなど、新天地を求めて多数のウチナンチューが出稼ぎや移民として故郷を後にした。 そのため、現在では同県出身の海外移住者による国際的組織まであ...

またも糸引かず

今回のアルゼンチン行では、腰を守るための座位矯正具であるバックジョイを持ってきたことを前回書いたが、実はもう一つ秘密兵器を持参した。     これまでに何度も納豆づくりに挑戦しては失敗を重ねてきた。 茹でた大豆に納豆菌をまぶして発酵させればいいのだが、それがうまくいかない。 問題なのは、約40度で24時間という温度管理。 これまでは、一畳ほどの閉鎖したスペースでストーブを点けていた。 ピッタリ閉めると5...

アルゼンチン着

久々に花見を楽しんでからアルゼンチンへ戻ってきた。 今回のフライトはニューヨークでの乗り継ぎ1回。 成田→ニューヨークとニューヨーク→ブエノスアイレスがそれぞれ約12時間で、乗り継ぎが約4時間の計28時間。 乗り継ぎが2回とか3回で計35時間以上というのを何度も経験しているので、今回は楽な旅といえる。     チケットはアメリカン航空のウェブページで購入した。 片道5万6千円の往復に税金などがつ...

サッカーゲームあれこれ

日本がマリと戦った22日のFIFAデー、中南米勢は大活躍だった。 ネイマールを故障で欠くブラジルは、W杯開催国のロシアに花を持たせようともせず、アウェイで情け容赦なく3-0と一蹴。     本番で日本と同グループのコロンビアは、これまたアウェイのパリでフランスを3-2で下した。 これでペケルマン体制になって以降、コロンビアはヨーロッパ勢に5勝2分け無敗という好成績だ。     さらにウルグアイはカバー...