コロンビアガイド4

今回のコロンビアガイドは食べ物編。   コロンビアは首都のボゴタが標高2600メートルであるように山岳地が多く、   海岸線は太平洋側とカリブ海側に分かれるなど地域色が豊かだ。   したがって日本のように、食文化も各地で異なりを見せる。       アトレティコ・ナシオナルの本拠で、かつては麻薬王パブロ・エスコバルが牛耳っていた   メデジン市を中心とするアンティオキア県は通称パイサと呼ばれ、...

後任問題

願い空しく、後藤さんは帰らぬ人となった。ご冥福をお祈りする。       そしてその2日後、次元は全く異なるものの、日本サッカー界にも激震が走った。   アギーレ監督の解任だ。   アジアカップではベスト8敗退と期待を大きく裏切ったが、ホルヘは彼の手腕を評価していた。   グループリーグ最大のライバルとされたイラク戦では完全に主導権を握り、   以前のブログ「ヨルダン強いぞ」でホルヘが要注意チ...

I am Kenji

湯川さんが、残念なことになったらしい。   彼と後藤さんが身柄拘束されたことについて、「自己責任」という言葉を聞く。   危険を承知で行ったのだから、責任はすべて本人にある、ということだ。   ホルヘも、重大な覚悟を持って危険地帯に入ったことがある。       2001年6月、コロンビアでコパ・アメリカが開催された。   その直前にアルゼンチンでU-20W杯が行われ、それには日本代表も出場し...

無事生還

イスラム国によって日本人2名が人質になっているが、日本人が対象となった人質事件で最大のものは、   1996年に起きたペルーの日本大使公邸占拠事件だ。   これは、天皇誕生日のレセプションが催されていた大使公邸を武装した反政府ゲリラのMRTAが占拠したもの。   当時のペルー大統領は日系のフジモリだったので、日本は反政府組織から敵視されていた。       当初は招待客などを含め約600名が人質と...

ヨルダン強いぞ

「10年ひと昔」という。したがって、20年というのは相当昔のことだ。   しかし、発生から20年が経った地下鉄サリン事件および一連のオウム事件は、それほど昔のこととは思えない。   杉並区が地元のホルヘにとって、オウム真理教は割と身近な存在だった。   教団の杉並道場というのがあったせいで、ポスター掲示や無料コンサートなどの宣伝活動が盛んに行われ、   教団が運営する飲食店などもあった。   飲食...

オーマイガー

年をまたいで前回の続き。       痛風疑惑の右足痛を抱えてシドニーに到着。ここで3泊する。   ビーチに行くなどいろいろと楽しい予定を立てていたが、この足ではどうにもならない。   なにしろ右足はカカトしかつけないのだ。   室内は禁煙なので、タバコを吸うたびに足をヒョコヒョコ引きずって表まで行く。   食事は近くのコンビニで購入。   100メートル以上歩くと痛みが増し、休んでもしば...

痛風か

前回の話は、アルゼンチンからシドニー経由で帰国するための準備についてだった。   その際には書かなかったが、シドニーのホテル予約やオーストラリアのビザ取得も行い、   出発の前々日までに手続き関係はすべて終了。   前日にすることはお土産購入と荷造りだけ。   お土産といっても毎年のことなので、観光土産的なもののネタは尽きた。   最近は、「アルゼンチンのマヨネーズだよ」と、普通のスーパーで売られ...

帰国準備

今年も間もなく帰国なので、その準備に追われている。   エアーチケットについては早めに9月頃から動いていたが、これが難問だった。   シドニーに所用があるので、そこ経由の日本往復を探すも、べらぼうに高い。       アルゼンチンでは、国民が外国へ行き外貨が流出するのを防ぐため、チケットに35%の税金をかけている。   チケットが2,500ドルくらいで税金を加えて3,400ドル程度と思っていたら、...

新 一票の格差

アルゼンチンでの在外投票は、12月3日から6日までだったが、ホルヘら係員は2日から準備に取り掛かった。   その日の朝、食事をしながらニュースを見ていると、「コリエンテス大通りが閉鎖されました」との   コメントとその映像が流された。   デモ隊が車道をふさぎ、自動車が通れないようにしている。   アルゼンチン名物のピケ(道路封鎖)だ。   ほとんどが事前通告なしに行われ、警察も出張って来るがただ...

ダイレクトメール

大使館から電話があり、衆議院議員選挙の在外投票の係員になってくれないかと言われ、   暇だし小遣い稼ぎにもなるので引き受けることにした。   一昨年の衆議院選挙も手伝い、その折に「次回の選挙でもお願いします」と頼まれていた。   そこで、昨年の参議院選挙でも声がかかるかと待っていたが、何の音沙汰もなし。   そのときは、「らぷらた報知」という日系新聞で、選挙係員を公募していた。   参議院の場合は...