プレオリンピコ

現在コロンビアで、プレオリンピコと呼ばれる五輪南米予選が行われている。 頭に「プレ」がつくプレシーズンとかプレ大会は、準備とか予行という意味で使われることが多い。 したがって五輪予選がプレオリンピコ(=プレオリンピック)なのだが、W杯予選はエリミナトリアスで、プレムンディアル(=プレワールドカップ)とは呼ばない。 なぜか、五輪予選だけがプレオリンピコとなっている。     この大会に出場するのは10か国で...

ドコモどーも

先日、方南町を歩いていたら、「痛風セット」という張り紙が目に飛び込んできた。 数年前に激しい膝の通風を患ったので、ホルヘは”痛風”という言葉に敏感だ。 居酒屋の宣伝のようだったので、プリン体ゼロのビールに冷奴、海藻サラダなどといった尿酸値を上げないセットなのかと思った。 しかし近づいて読んでみると、白子ポン酢とあん肝ポン酢にウニ、イクラというセットだった。 想像とは逆に、尿酸値を上げる食材ばかりの、「痛風にな...

反則考

先日、杉並区の審判打ち合わせ会に参加した。 区リーグ開幕を前に、各審判員の意思統一や情報交換、さらには新ルールの解釈や適用基準のレクチャー、そしてルールテストも行われた。 そこで多くの審判が口にしたのは、最近、主に手や腕で相手を引っ張ったり押したりする反則が増えているということだった。 成人の部だけでなく、高校生や小学生にもその傾向があるという。 そしてそれは、Jリーグの影響ではないかとのことだった。 なん...

微妙なジャッジ

今回のU-23代表は、VARを含めかなり判定で泣かされた。 カタール戦で取られたPKは、主審がVARで確認もせず。 テレビで解説していた松木さんは、「逆に相手が蹴ってるじゃないか」と怒りをぶつけていた。 ボールを蹴ろうとしていた相手選手に後方からタックルしたとVAR室の審判が判断し、「あなたのジャッジは間違いない」と主審に伝えたのだろう。 しかし、微妙なプレーではある。 ビデオを見れば、主審がジャッジを変え...

ギャンブル

1年前は暮れの競輪グランプリと年明けの鳳凰賞典でかなり儲けた。 しかし今回のグランプリは、1着となった無印の佐藤からも流したものの、3連単の2着が的中せず。 4日開催の鳳凰賞典は、3日目と4日目それぞれ5レース買って的中は1回。 しかしそれが26000円車券だったので少し浮き、グランプリと合わせてチャラという感じだった。     競輪は日本発祥のスポーツで、今やケイリン競技として五輪種目にもなっている。 ...

新春サッカーあれこれ

正月の2日に南米の新聞をネットでチェックしていたら、天皇杯のことが載っていた。 見出しは、「2020年初の得点はオウンゴール」というもの。 時差の関係で日本が先に新年を迎えるので、天皇杯は世界で最も早い公式戦となる。 そしてそこでの初得点がオウンゴールだったということは、世界的には話題となったようだ。     またメキシコからも新春サッカーのニュースがあった。 同国中央部のサカテカス刑務所で新年を祝うサ...

小学生のサッカー

スポーツ新聞に、全日本少年サッカー大会の記事が載っていた。 鹿児島で開催されているそうだ。 実はホルヘ、1986年から5年ほど、この大会の役員を務めていた。 当時は夏休みに開催され、東京のよみうりランドが会場だった。 ここには、よみうりランド会館という宿泊施設があった。 和室に二段ベッドが並んだ大部屋で、セミナーなどの団体客を主な対象とした施設。 したがって宿泊料も安く大食堂も完備。 大会には選手15名...

快適な空の旅

帰国に際し、エセイサ国際空港まで知人の車で送ってもらった。 空港敷地内に入り、アメリカン航空のチェックインカウンターがあるターミナルAへ向かったが、これまでと様子が違う。 バイパスのような道が造られ、以前のようにクネクネと曲がらず最短距離で行けるようになっていた。 さらにターミナルAの隣にはまだ建設中ながら、近代的な外観の新ターミナルが建っている。 経済危機のアルゼンチンながら、進化しているところもあるのだ。...

ドミニカ人の床屋

満開だったハカランダもほぼ散って、今年もホルヘの帰国の時期となった。 ここ数日のブエノスアイレスは猛暑続き。 一昨日は39度まで上がり、冷房によって電力使用量が急増したせいか数時間の停電となった。 夏真っ盛りの1月と2月はこのような停電が多いそうだが、12月では珍しい。 ちなみに39度とは体感気温。 こちらでは実際の気温より体感気温で報じられることが多い。     帰国を目前にしてホルヘを悩ませたのは...

愛されるカチョ

オスカル・ラウドニオ、通称”カチョ“というボカの名物オヤジがいる。 元プロボクサーで、本職はボカ内にあるボクシングジムのトレーナー。 そして2軍以下のサッカーチームの練習にも顔を出し、用具係のような仕事をボランティアで手伝う。 さらにトップの試合では、ボールボーイのボスとなってユースの選手を仕切る。 しかし彼にはこれらのような裏方と違うもう一つの顔があり、それによって名物オヤジとして有名になった。    ...