世界最小

大陸間プレーオフのペルー対ニュージーランドは、0-0の後の第2戦でホームのペルーが2-0で勝ち、36年ぶりの本大会出場を決めた。 先制ゴールを挙げたファルファンは、この日は不出場のゲレーロのユニホームを掲げて号泣。 ゲレーロはアルゼンチン戦後のドーピング検査でコカインの陽性反応が出たため暫定の出場停止処分を受けている。 「コカ茶を飲んだためだ」という主張が認められればロシアの舞台に立てる可能性もあり、親友のファ...

スーペルギックリコ

11月5日にリーベル対ボカのスーペルクラシコが行われ、ホルヘはギックリ腰になった。     前々回の「圧死の恐怖」で、コパ・リベルタドーレス準決勝リーベル対ラヌースへ行った際に危ない思いをしたことを書いた。 アルゼンチンはスタジアムへの入場が厳戒態勢。 相手チームのサポーターとの殺傷事件を防ぐため、アウェイのサポーターは入場禁止となっているが、同じチームのサポーター同士による派閥争いも後を絶たない。 その...

ビデオ判定

10月31日にマンハッタンで起きた小型トラックによる暴走テロで8名が犠牲となったが、このうち5名がアルゼンチン人だった。 ロサリオの学校の同窓生が、卒業30周年を記念してアメリカ旅行を企画し、ニューヨークを観光中にこの惨事に巻き込まれた。 レンタサイクルで自転車専用道路を走行していたところ、後方から暴走トラックに次々とはねられたという。     この事件は翌日、当然のごとくマスコミで大きく取り上げられたが、...

雨の続く週末に想うこと

僕はこの数年、東京の高校サッカーを重点的に取材させてもらっているんですけど、実は非常に残念なことが続いています。 それはここ3週続けて、毎週末に必ず雨が、しかも決して弱くはない雨が降っていることです。     9月15日から高校生にとって最大のイベントと言っていい、選手権予選の都大会が始まりました。 その15日は八王子の堀越高校総合グラウンド、21日は駒沢第2球技場、22日は清瀬の都立東久留米総合グラウンド...

圧死の恐怖

10月22日はアルゼンチンでも国政選挙の投票日で、日本同様に与党勢力が勝利した。     その数日前、サンチアゴ・マルドナードなる人物の水死体が発見され大騒ぎになった。 ニュース専門チャンネルは、潜水士による捜索の模様まで生中継でずっと流していた。     この男性はマプチェ族の子孫とかで、マプチェの伝統を守り権利を主張しているグループのメンバーだった。 マプチェ族とは、アルゼンチンとチリ南部で暮らし...

喫煙空港

およそ1か月半ぶりにアルゼンチンへ戻ってきた。 今回のフライトは、アメリカン航空の羽田→ロサンゼルス→マイアミ→ブエノスアイレスで、乗り換えの待ち時間を入れて約28時間。 2ストップで30時間以内というのは、なかなか早い。     マイアミはアメリカにおける南米への出入り口といった場所で、ここから南米路線がバンバン出ている。 以前は同じアメリカン航空の、成田→シアトル→マイアミ→南米という便をよく利用した...

再びアルゼンチンへ

なんとかアルゼンチンは予選を突破した。 ホルヘはプレーオフを取材したかったので5位になって欲しかったが、予選敗退するよりよかった。 アルゼンチンはキトで全然勝てていないし、メッシも高地での戦績は2分け3敗と苦手にしている。     今予選のアルゼンチンは点が取れず、17試合で16得点だった。 1試合1得点以下だ。 エクアドル戦は開始1分で失点を喫した。 苦手な高地で、得点能力の低いアルゼンチンが、ここ...

ボンボネーラの呪縛

日本時間6日の朝にW杯南米予選第17節が行われる。 ここまでの状況は、ブラジルが勝ち点37で断トツの首位で、すでに出場権を獲得している。 まだ当落が確定していない国には、他の国の勝敗が影響する。 というわけで、公正を期すために、ボリビア対ブラジル戦以外の4試合は、すべてブラジル人審判が裁くことになった。     2位は勝ち点27のウルグアイ、3位が同26のコロンビア。 そして最後の出場権となる4位には、...