La Brigada
古くからのアルゼンチン人の知り合いに、「ウシさん」というおじいさんがいる。
牧場主のお金持ちで、牛を育てて売る肉牛生産者なので、日本人相手には自らウシさんと名乗っている。
ホルヘが日本を発つ少し前に、彼からメールがあった。
以前、ブエノスアイレスで日本料理屋を営んでいて今は日本に戻った人に連絡を取りたいのだが、何度電話をかけてもつながらないというのだ。
メールにその人の携帯番号も記されていたが、そ...
アルゼンチンのドラえもん
福岡で4億円近くが強奪される事件があったが、南米でもこの前の日曜日に、”世紀の泥棒“と呼ばれるほどの大掛かりな盗難事件が起こった。
場所はパラグアイのシウダ・デル・エステ。
ブラジルとの国境に位置し、同国第2の都市だ。
世紀の泥棒というものの、実際には強盗事件。
30人から50人と推定される武装強盗団が、現金輸送業務を行っている警備会社を深夜襲い、推定4000万ドルを奪った。
手口は計画的かつ荒...
1日4試合取材=2時間×4試合=8耐という構図
先週末の日曜日は駒沢第2球技場に行ってきました。
高校生の関東大会予選東京大会準々決勝を取材するのが目的。
準々決勝だけあって1日に4試合を取材するという強行スケジュールですが、東京高校サッカー界の有力チームを一気に8校もチェックできるとあって、かなり前からここは予定表にガッツリ書き込んでいたので、第1試合がキックオフされる10時から逆算して、8時半には家を出て駒沢大学駅へと向かった訳です。
東京高...
2人の同級生が歩み出す新たなステージ
先月の『Taking Foot!』という番組には、僕の同い年の同級生2人に出演してもらいました。
1人は大島秀夫。1人は小林久晃。
昨シーズンでJリーガーとしての現役生活にピリオドを打ち、この春から同じタイミングでセカンドキャリアを歩み出すことになった2人です。
両者が決断した新たな道は対照的。
大島さんは現役時代に所属していた横浜F・マリノスのジュニアユース追浜でコーチとして指導に当たることにな...
センテナリオスタジアム
前回はモンテビデオの古いバーと時代物の便器について書いたが、ウルグアイには他にもアンティークなものがたくさんある。
保守的で、変化を求めない国民性なのかもしれない。
1930年の第1回W杯のために建設されたセンテナリオスタジアムも昔のままだ。
2030年のW杯100周年大会をアルゼンチンなどと共催しようという動きはあるが、たとえそれが実現してもスタジアムはこのままだという。
56年振りのオリンピッ...