1年ぶりの再会。“203”の確かな成長

みなさま、ご無沙汰しておりました。   非常に長いワールドカップ休みを頂いておりましたが、   再びここで日々の蹴球話を書かせて頂きたいと思っております。   引き続きお付き合い下さいますよう、よろしくお願いいたします。       さて、ドイツの圧倒的な優勝で幕を閉じたワールドカップ以降、   再開したJリーグはもちろんのこと、   相変わらず日々様々なサッカーのある現場に赴き、   ...

コロンビアガイド1

安倍総理が中南米歴訪でコロンビアへ行った。   日本の首相が同国を訪れるのは初めてだという。   今年はW杯に外交と、日本とコロンビアは縁がある。   一般の人は観光で南米に行っても、ペルーの遺跡やイグアスの滝、ブラジルのサンバ、   アルゼンチンタンゴなどを目的にすることが多く、コロンビアまでは足を運ばない。   しかし、これまではそうだったものの、今後はどうなるかわからない。      ...

オベリスコ暴動

ドイツに敗れはしたが、24年ぶりに決勝に進出し、ライバルのブラジルが大敗した相手に接戦を演じたので、   試合後の国民には落胆より満足感が多かった。   そしてその思いを分かち合おうと、また続々とオベリスコに集まった。       ところがそこで暴動が発生し、約150人が逮捕され約70人の負傷者が出ることになった。   ホルヘはこの騒ぎをテレビで観ていたが、これが実に面白かった。   オベリス...

決勝狂想曲

ヨーロッパのツアー旅行には、どこかの国まで飛行機で行き、   その後はバスで数カ国を回るものがあるらしい。   出発の2時間前までに郊外の飛行場へ何度も行かなくてすむので、結構便利だという。   しかし、ヨーロッパと違い南米は広い。   アルゼンチンのブエノスアイレスから、隣国ブラジルのリオデジャネイロまでバスだと40時間かかる。       W杯決勝戦の前々夜、レティーロ駅並びにあるバスター...

ヌエベ・デ・フリオ

アルゼンチン対オランダの準決勝が行われたのは、アルゼンチン時間で7月9日の午後5時。   7月9日はスペイン語で「ヌエベ・デ・フリオ」といい、   世界一道幅が広いといわれるブエノスアイレスの目抜き通りにもこの名が付けられている。   7月9日は、アルゼンチンにとって最も重要な祭日、独立記念日なのだ。       あるゴルフ場の話だが、6日の日曜日に予定されていたクラブのコンペが雨で行えず、  ...

PVと街頭観戦

アルゼンチン対スイスをPVで観戦してきた。   場所はレティーロ駅を見下ろす高台にあるサンマルティン広場。   サンマルティンとは独立戦争の英雄で、どこの街にも、といっていいほど、彼の名前が冠せられた道や公園がある。   アルゼンチンで普及しているカーナビの多くは、目的地の正確な住所を入力しないと作動しないらしい。   そこで知らない街や市に行く場合は、「○○市、サンマルティン100番」と入れれば、 ...

因縁のモンドラゴン

コロンビア戦の1-4というスコアは、全く予想外のものだった。   これは日本だけでなく、コロンビアでも同じこと。   5月にコロンビアへ取材に行った際、100人を対象に勝敗とスコアのアンケートを行った。   サッカー協会関係者、サッカー記者、高校生年代のサッカー選手、A・ナシオナルのサポーター、   建設作業員、大学生、警官、会社員、通行人などさまざまな人たちに訊きまくった。       呑み...

初体験ルールの落とし穴

W杯真っ盛りだというのにゴルフの話で申し訳ないが、先日のコンペで面白い経験をした。   ブラジルのパラナ州で豪雨被害があり、イグアスの滝の水量は過去最高を記録したという。   サンパウロは水不足と聞いたものの、その他の場所では雨が多いようだ。   隣国のアルゼンチンも最近は雨がよく降る。   そのおかげで、ゴルフ場もグチャグチャだ。       フェアウェイの状態が悪いときは、ゴルフ場がローカ...

随分と久しぶりの投稿になりました。

引退して新しい人生が始まってから半年。   プロの指導者になるという大目標を掲げ、   そこにいかにして辿り着けるかを考えながら   今自分の目の前にある事に全力で打ち込んでいます。   解説、サッカー教室、福岡で実際に小学生を指導していたりもします。       新しい出会いも多々、久しぶりの再会も。   その時々にて、今迄作り上げてきた自分自身を悔いなく表現出来るように取り組んでいます...

コロンビア対ヨルダン

6月6日に行われたコロンビア対ヨルダンは3-0でコロンビアの勝利。   仮想日本として選ばれたヨルダンは、終始守勢を強いられた。   前半だけでCKは7回。   そこからゴールは生まれなかったが、空中戦はほとんどコロンビアが制し、惜しいシュートが3本あった。   セットプレーからのジェペスらのヘッドは要注意だ。         ヨルダンがゴール前を固めていたためなかなか得点にならず、先制...