国外決戦

コパ・リベルタドーレスの決勝戦がやっと終わった。 準決勝が10月30日と31日に行われ決勝のカードが決まった。 その日から12月9日の決勝第2戦まで39日間を要したことで、「史上最長の決勝戦」と揶揄されている。 マドリッドでの対決は、世界中の注目を集めることになった。 ホルヘが願ったのは、「みっともない試合だけはしないでほしい」ということだった。 この大舞台で消極的な凡戦を繰り広げたら、アルゼンチンサッカー...

ついに決着?

コパ・リベルタドーレスの決勝戦がマドリッドで開催されると発表された翌日、試合日程に適したブエノスアイレス⇔マドリッド間のエアーチケットは完売となった。 しかも直行便だけでなく、ブラジルのサンパウロ経由、ウルグアイのモンテビデオ経由、ペルーのリマ経由までもが売り切れ。 この事態にアルゼンチン航空は、2機のチャーター便を飛ばすこととした。 しかし飛行中の機内でリーベルとボカのサポーターが乱闘にでもなれば危険極まりな...

意外なマドリッド開催

コパ・リベルタドーレスの決勝第2戦が、12月9日にスペインのマドリッドで行われるという驚きの発表があった。 会場はレアルのサンティアゴ・ベルナベウ。 アルゼンチン以外の国で開催されることはほぼ決まっていたが、マドリッドというのは意外だった。     はじめからまとめると、まず11月24日にリーベルのスタジアムで行われる予定だったこの試合に向かうボカのバスが投石などで襲撃され、キャプテンのパブロ・ペレスが左目...

ドタバタクラシコ

リーベルのバラスによるボカ選手襲撃という凶行で順延となったコパ・リベルタドーレス決勝第2戦。 ボカとリーベルの対戦はスーペルクラシコとして知られるが、今回は大会史上初となる決勝戦での激突ということで、メガクラシコやメガフィナルと呼ばれ異常な熱狂に包まれていた。 外国メディアも多数取材に訪れ、そのおかげでホルヘはまたも取材パス入手ができなかった。 申請者が多くなるとフリーランスは割を喰う。 というわけで、今回も...

遊ぶ 投げる

大分で行われたベネズエラ戦は、大渋滞のせいで間に合わない観客が多く、スタンドに空席が目立つ中でのキックオフになったとか。 同日、アルゼンチンでもメキシコとのテストマッチが行われたが、こちらも観客の入りは悪かった。 会場は第二の都市コルドバながらチケットが全体の約6割しか売れず、当日券の値下げ、「保護者同伴の12歳以下の子供は無料」という措置をとったものの、満員には程遠かった。     現在のアルゼンチン代表...

ボカ、リーベル狂騒曲

10日の土曜日早朝、激しい雨音で目が覚めた。 やがて雷も鳴りだし、雨はさらに勢いを強めた。 午後5時キックオフのコパ・リベルタドーレス決勝戦ボカ対リーベルは、無事に行われるだろうか。     クラシコの中のクラシコということで“スーペルクラシコ”と呼ばれるこのカードが、同大会史上初めて決勝で実現することとなり、アルゼンチンは狂騒状態となった。 普通のニュース番組でも、この件に関することが連日トップを飾って...

メガ フィナル

コパ・リベルタドーレス準決勝の第2レグ。 ホームでの初戦を2-0としたボカは、パルメイラスと2-2で引き分けて決勝進出を果たした。 ホームゲームを0-1で落とし背水の陣となったリーベルは、グレミオに先制されながらも2-1で逆転勝利。 アウェイゴールシステムにより、奇跡的にファイナリストへとたどり着いた。     これで決勝戦はコパ・リベルタドーレス史上初となるボカ対リーベルのスーペルクラシコとなったが、実...

ボカ○ リーベル●

コパ・リベルタドーレスの準決勝が23日と24日に行われた。 先の試合がリーベル対グレミオで、翌日がボカ対パルメイラスのともにアルゼンチン対ブラジル対決。 会場は両試合ともブエノスアイレス。 アルゼンチン勢がともに勝ち上がれば決勝はボカ対リーベルのスーペルクラシコとなる。 1960年から行われている同大会だが、わりと最近まで決勝戦が同国対決にならないよう調整されていたため、ファイナルで両者が顔を合わせたことはな...

ユース五輪 日本の銀メダル

ブエノスアイレスで開催されていたユース五輪は18日に幕を閉じた。 日本勢は金メダル16個、銀メダル14個、銅メダル14個の大活躍。 しかし金が期待されていた卓球の張本と平野は、共に決勝で中国選手に敗れてしまった。      その決勝戦の前に行われた3位決定戦に出場したアメリカの選手は、ポイントを取るたびに「GO」と叫んで小さくガッツポーズをしながらコーチを見る。 コーチが背後にいれば、振り返ってコーチを見...

ユース五輪ブエノスアイレス2018

現在ブエノスアイレスでは、15歳から18歳のアスリートによって競われるユース五輪が開催されている。 206の国と地域から4000名以上が参加。 日本からも91名のヤングアスリートがメダルを目指してブエノスへやってきた。     開会式は6日に行われたが、これが五輪史上初となる画期的なものだった。 通常はメインスタジアムで行い高い入場料を払うことになるが、今回は街中で開催され誰でも只で観ることができた。 ...