打ち切り 再開 労使交渉

5月1日時点、新型コロナの感染者が日本(14,516名)の3分の1強の4,519名で、死者は日本(466名)のおよそ半分の225名のアルゼンチンは、今シーズンのスーペルリーガと下部リーグの打ち切りを決めた。 スーペルリーガは開幕の第1節は行ったものの、その後は無期限中断となり、最終的にこの決定となった。     パンデミック宣言後に素早く外出禁止令を出したフェルナンデス大統領は、「この措置の目的は時間稼ぎだ。...

無観客、無降格

コロナ禍で先の見えない中、アルゼンチンのスーペルリーガは、今後2年間の降格凍結を決めた。 クラブはどこもリーグ戦中断によって大きな経済的ダメージを受けており、再開してもすぐには回復できない。 大型補強など困難で、安い選手やユース上がりばかりでチームを編成しなければならないクラブが多くなる。 そうなればレベルの低下は避けられず、伝統のあるクラブが降格するかもしれない。 それを救済するため、降格凍結の救済措置を打...

スーパーな同級生

新型コロナウイルスで どこも自粛ムードの中 『Foot!FRIDAY』はこういう時こそ いつも通り楽しいコンテンツを、と決意して 毎週番組制作に取り組んでいます。     そして、この対談が実現したんです! 何と【大岩剛×名波浩】!     かたや鹿島アントラーズを かたやジュビロ磐田を率いていた 監督というイメージは皆さんも お持ちだとは思いますが この二人、清水商業高校の同級生でもあ...

W杯延期

1995年、エクアドルでU-17W杯が開催された。 日本も出場し、メンバーには小野、稲本、酒井、高原など、のちに”黄金世代“と呼ばれる選手が名を連ねていた。 当時はすでに2002年W杯の日本招致が決まっていたため、そのアピール活動ということで、大会前の春休みにブラジル、ペルー、エクアドルを巡る南米合宿を行った。 その時点では、日本サッカー協会史上、もっともお金を使ったユース代表だったそうだ。 ホルヘはこの合宿...

ベラルーシの産業

4月7日現在、新型コロナ患者が0人の国と地域は世界で19か国。 もっともこの中には、絶対に真実を報告していない北朝鮮も入っているので、実際には18か国ということになる。 それらのほとんどは、サモア、トンガ、サロモン、バヌアツ、コモロといった島々。 他国から離れているという地理的要因もあるが、長年に渡って孤島で暮らしている民族は外から侵入してきた菌やウィルスに弱いとかで、早々と厳格な入国制限をしたことが功を奏した...

ビラルドの教え

15年ほど前にアルゼンチンでトシ君という日本人バックパッカーと出会った。 彼は日本から持ってきたビデオを南米各地で子供たちに見せたそうだが、言葉がまったくわからないのに、どこでも大うけだったという。 そのビデオは、バカ殿だった。 志村けんのことはもちろん好きだったが、言語に関係なく人々を笑わせるということで、改めて彼の凄さを知った。     今は彼の死により、新型コロナの恐ろしさを認識させられた。 はっ...

ブラジルの希望

ノルベルト・ソラーノ。 元ペルー代表のスター選手で、現在は代表コーチにして先のプレオリンピコ(五輪予選)ではU-20の監督を務めた。 その彼がまたも脚光を浴びることとなった。 理由は外出禁止令違反による逮捕。 3月27日現在、感染者580名、死者9名のペルーは、4月11日まで不要不急の外出が禁止されている。 しかしサッカー仲間や兄弟とホームパーティーを開き、大音量の音楽を楽しんでいるところを警察に踏み込まれ...

ゴールデンエイジの一番星

先日、ロケで沖縄に行ってきました。 「Foot!FRIDAY」のインタビューとして ウチの番組にも結構出てもらっている 播戸竜二さん(バンちゃん)同行の下で この人に会ってきたんです!       小野伸二ですよ!小野伸二! きら星のごとくスターを生み出した ゴールデンエイジの中でも圧倒的な一番星! 一昨年はFC琉球でもプレーしていた バンちゃんとは同い年でもあり 1999年にワールドユ...

イギータのツイート

開幕の第1節を無観客試合で行ったアルゼンチンのスーペルリーガは、第2節から無期限で延期となった。 4月一杯は無理のようだ。 コパ・リベルタドーレスも5月再開ということで中断中。 6月からのコパ・アメリカは来年へ延期されることとなった。     僅か1節で終わったスーペルリーガの無観客試合。 南米ではクラブへの制裁として、協会がホームでの無観客試合を命じることが多い。 したがって慣れているともいえるのだ...

南米にもコロナ禍

新型コロナの感染者が南米で初めて確認されたのは、2月26日のブラジルだった。 イタリアから帰国した男性が、南米の陽性第1号。 2番目はエクアドルの女性で、こちらはスペイン帰りだった。 そして3月8日に、アルゼンチンで南米初の死者が出た。 フランスに滞在していた、65歳で糖尿病の疾患をもつ男性が亡くなった。 しかしこの時点では、アルゼンチンはまだ落ち着いていた。 南米で最もコロナに対して敏感だったのはチリ。...