“J2のスタジアム”から送り届ける“J1の試合”

2003年にJ SPORTSへ入社した私が最初に担当したコンテンツはJ2の中継でした。   当時のチーム数は12。   カメラもわずかに2台体制で、スローVTRはその直前に見ていた映像の速度が   本当に“スロー”になっただけ。   今から考えるとある意味で画期的な中継だったのかなと(笑)       ちなみにその2003年シーズンのJ2で優勝したのは   初めてのJ1昇格となったアルビレ...

今季初ゲーム

アルゼンチンに着いてほぼ1か月が経った先日、今年初めてこちらでサッカーをした。   仕切り人は日本人の日本語教師で、メンバーは彼の教え子や知人が中心。   アルゼンチン人はユニホームの色分けなど無頓着なので、ゲームで敵か味方か分からず苦労することが多い。   しかしこの教師の仕切りは完璧で、ちゃんと事前に個別連絡をし、   「白系のシャツを持ってこい」「おまえは青系チーム」と調整してくれる。   ...

ゴールデンウィークはココに注目!

今回はゴールデンウィーク目前ということで   関東地方の注目ゲームを3試合ご紹介します。   あくまで主観で選んでいるので、そのへんはご容赦下さい!       【Jリーグ編】 4月29日(火・祝)19:00K・O Jリーグディビジョン2 第11節 湘南ベルマーレ×京都サンガ @Shonan BMWスタジアム平塚     今やその連勝がどこまで継続するのかというのが   Jリーグ全体と...

ラヌース来日?

久しぶりにアルセナルのスタジアムへ行ってきた。 このクラブは創立57年とアルゼンチンでは若い部類だが、 2002年に1部に昇格してからはリーグ戦、カップ戦、コパ・スダメリカーナを1回ずつ制している。 南米のクラブ選手権は上半期のコパ・リベルタドーレスと下半期のコパ・スダメリカーナがあり、 アルセナルは07年にコパ・スダメリカーナ王者に輝いた。 そして08年から、前年の同大会覇者とナビスコ...

牛込のサッカー小僧が新たなる第一歩を踏み出した夜

残り時間は4分。 1点のビハインドを追い掛ける国士館大。 キャプテンから左サイドへボールが出ると、この日がデビュー戦となった34番が カットインしながらクロス気味に放り込んだボールは、 高く舞い上がるとそのままゴールネットへ。 その瞬間、思わず私は客席から立ち上がっていました… 2012年11月。 西が丘で行われた壮絶なファイナルに勝利し、 誰もが目指す高校選手権の全国...

ストライキ

4月10日はゼネラルストライキだった。   今回のストは要求貫徹という戦いでなく、政府への怒りを形にしたものといえる。   とにかく何でもかんでも値上がりし、庶民の生活は大変なことになっているのだ。       アルゼンチンでは通勤費を会社が払ってくれず社員が負担する。   このため、公共交通には政府の補助金が投入され安く抑えられていた。   しかし、財政悪化のため補助金を次々とカット。  ...

高崎が生んだスペシャルな才能

4月7日から9日まで、アルベルト・ザッケローニ監督率いる   日本代表の国内最終合宿が行われました。   ワールドカップメンバー発表を1ヵ月後に控え、今まで招集されていたメンバーに   7人の初招集組を加えた計23人が最後のアピールとなる   サバイバルトレーニングに臨んだ訳です。       その中には私がここ2年間くらい代表入りを熱望していた選手がいました。   石原直樹、サンフレッチ...

炙りの伝道師

アルゼンチンも日本食ブームで、寿司バーやデリバリー寿司、和食レストランが増えている。   もっともそのほとんどが「なんちゃって和食」で、日本人が納得できる店は、   一世が古くからやっている老舗と、新店舗ながら日本で修業した料理人がいるところだけ。   その数は、ブエノスアイレス市内で10店程度と思われる。       そんな老舗の一軒に、ホルヘが親しくしてもらっている店がある。   サッカー...

さあ、Tリーグを見に行こう!(今年も)

もうこのページで、このリーグの紹介をするのは何度目でしょうか?   そうです!今日はTリーグ“2014”を取り上げちゃいます(笑)       今シーズンのレギュレーションで最大の変更点は大きく分けて2つ。   1つはリーグの再編。   元々2つのブロックに分かれていたT2が統合され、   T3の下にこちらは2つのブロックで構成されるT4が新設。   これによって、國學院久我山や三菱養和S...

FIFAなんて怖くない

アルゼンチンに着いてすぐ、ボカ対リーベルのスーペルクラシコがあり、   リーベルが10年ぶりにアウェイのボンボネーラで勝利を挙げた。   そしてその試合前に、ちょっと面白いことと気になることがあった。   まずは、審判員のためのフィジカルコーチだ。   主審と副審も選手並みにアップをこなすが、それは彼ら自身で行うもの。   ところがこの試合では、フィジカルコーチみたいな人が仕切って3人にメニューを...